豪州マツダは、2025年4月に前年同月比10.0%減の6,573台を販売し、ブランドランキングでは3位に甘んじています。
2025年4月の豪州マツダの販売台数は、前年同月比10.0%減の6,573台
ハイラックス復活とPHEV急落、全体は前年割れ
2025年4月のオーストラリア新車販売台数は9万1,316台で、前年比6.1%減と今年3回目のマイナス成長となりました。販売首位はトヨタ・ハイラックスで、約2年ぶりのトップ復帰。プラグインハイブリッド車(PHEV)は税優遇終了の影響で前月比62%減少。一方で前年比では95%増を維持しています。トヨタが依然首位ブランドを維持し、マツダは3位。中国勢のBYDとGWMもトップ10入りしました。
ベストセラーTOP10
2025年4月のオーストラリア新車販売トップ10では、トヨタ・ハイラックスが2年ぶりに首位に返り咲きました。上位勢は前年割れが目立つ中、トヨタ・プラドの約12倍増や、日産エクストレイルの堅調ぶりが際立ちます。マツダCX-5も健闘し10位入りを維持しました。
- Toyota HiLux:4,121台
- Ford Ranger:4,031台
- Toyota RAV4:3,808台
- Ford Everest:2,234台
- Toyota Prado:2,233台
- Isuzu D-Max:2,107台
- Kia Sportage:1,701台
- Toyota Corolla:1,660台
- Nissan X-Trail:1,615台
- Mazda CX-5:1,607台
豪州マツダの販売実績
2025年4月のマツダは、オーストラリア市場で6,573台を販売し、前年同月比で約10%減少しました。主力となる中核モデル(Mazda3、CX-30、CX-5など)は依然として重要な役割を担っていますが、特にCX-5は1,607台でトップ10入りを果たしました。しかし、Mazda3(696台)やCX-30(853台)は世代末期の影響を受けており、伸び悩んでいます。また、新世代ラージ商品群(CX-60〜CX-90)は合計658台にとどまり、販売面でのリーダーとなるにはさらに時間が必要です。今後の成長に向けて、中核モデルの刷新がカギとなりそうです。
- CX-5:1,607台
- BT-50:1,151台
- CX-3:1,053台
- CX-30:853台
- Mazda3:696台
- Mazda2:387台
- CX-60:377台
- CX-80:205台
- Mazda6:144台
- CX-90:42台
- CX-70:34台
- MX-5:24台
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