マツダの車体構造接着技術が「市村産業賞 貢献賞」を受賞しました。この技術は、「CX-80」「CX-60」などのラージ商品群4車種に採用され、静粛性・安定感の向上や車体の軽量化に貢献。未来のクルマづくりに大きな影響を与える革新的な技術です。
マツダの革新技術が「市村産業賞 貢献賞」を受賞!
市村産業賞とは?
「市村産業賞」は、科学技術の進歩や産業の発展に貢献した技術開発を表彰するもの。マツダが受賞した「貢献賞」は、優れた国産技術を開発し、産業の発展に寄与した技術者に贈られる栄誉ある賞です。
今回、マツダが評価されたのは車体構造接着技術。従来の接合技術を進化させ、クルマの快適性や環境性能を高める画期的な技術として注目を集めました。
受賞技術のポイント
- 振動・騒音を抑える新技術
マツダは、車体構造の振動特性を研究し、接着技術を向上。室内へ伝わる振動を軽減し、静粛性と安定感を向上させました。 - アルミと鋼板の接着を実現
異なる素材を強固に接着することは難しい課題でしたが、マツダ独自の技術でアルミニウムと鋼板の接着を実現。これにより、車体の軽量化と燃費向上にも貢献します。 - 低温・短時間で接着が可能
接着剤は低温・短時間の加熱で硬化するため、製造時のエネルギー消費を削減。環境負荷の低減にもつながります。