Mazda6、約23年の歴史に幕〜時代の変化がもたらした決断

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マツダの中型セダン「マツダ6」が、生産終了を迎えました。セダン市場の縮小により、約23年にわたって世界販売を支えた基幹車種が幕を下ろします。

Mazda6、約23年の歴史に幕〜時代の変化がもたらした決断

国内では2024年12月に生産を終え、現在はベトナムでの生産のみが続いていますが、部品の在庫がなくなり次第終了します。

「Zoom-Zoom」の象徴として誕生

2002年に「アテンザ」として誕生したこのモデルは、海外では当初から「Mazda6」として販売されました。マツダのブランドメッセージ「Zoom-Zoom」を体現する車として登場し、一時はアメリカや中国でも生産。ピーク時の2005年には27万台以上を販売し、マツダの業績を支えました。

SUV人気の影響で販売が低迷

2012年には3代目へと進化し、マツダの革新技術「スカイアクティブ」を全面採用。2019年には車名を「Mazda6」に統一しました。しかし近年はSUV人気の高まりを受け、2024年の販売台数は2万台強とピーク時の10分の1以下に減少。

次世代へ〜「Mazda6e」へとバトンタッチ

欧州市場では、在庫がなくなり次第販売を終了。その後継として、中国で開発されたEVセダン「EZ-6」を「Mazda6e」として2025年夏に発売する予定です。セダンからEVへの転換は、マツダにとって新たな時代への一歩と言えるでしょう。

 
マツダ6、生産終了へ 世界販売支えた基幹車種 23年の歴史に幕 | 中国新聞デジタル

 

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