豪州マツダは、2025年2月に前年同月比19.7%増の8,797台を販売しています。今月もブランドランキングは2位を死守です。
2025年2月の豪州マツダの販売台数は、前年同月比19.7%増の8,797台
オーストラリアの新車販売減少傾向が続く
2025年2月の新車販売台数は96,710台となり、前年同月比で7.9%減少しました。これは過去9カ月で7回目の減少となりますが、2016年の記録を上回り、2月としては歴代2位の販売数となりました。
特に、ピックアップトラック(UTE)と電気自動車の販売が落ち込む中、上位10車種はすべてUTEまたはSUVで占められました。トヨタRAV4は8か月連続で販売ランキングの首位を獲得。
オーストラリア準備銀行が、2020年以来初の利下げを実施しましたが、金利は依然として2012年以来の高水準であり、新車需要の回復は見通せません。このままの減少率が続けば、2025年の年間販売台数は117万台となる見込みです。
ベストセラーTOP10
BYD Shark 6もピックアップトラックなんですね。ググった先がたまたまオーストラリアドメインでしたが、BYDはしっかりと現地の最適化をしているみたいです。マツダもアメリカでピックアップトラックを売れるようにパートナーを替えてみたらどうでしょう?
次期CX-5にはストロングハイブリッドが用意されるとのことで、トヨタRAV4とガチンコ勝負できるぞ!と煽るメディアもあったりするのですが…最初の1、2年はβ版ですから、焦らず長い目で見たほうが良いと思います。
- Toyota RAV4:4,405台
- Ford Ranger:4,040台
- Toyota HiLux:3,616台
- Toyota Prado:2,723台
- Mitsubishi Outlander:2,385台
- BYD Shark 6:2,026台
- Isuzu D-Max:2,022台
- Mazda CX-5:1,932台
- Kia Sportage:1,927台
- Hyundai Kona:1,889台
豪州マツダの販売実績
2025年2月の豪州マツダは、前年同月比19.7%増の8,797台を販売しています。ここのところマツダ車のトップ2には、CX-5とCX-3がツートップとして並ぶことが多くなっています。CX-5は次期型の話が聞こえていますが、CX-3はどうなるのでしょう?Mazda2eは明るみになりましたが、同じBセグのSUVであるCX-3には「e」は未だ登場していません。
オーストラリアへの輸出も行っているタイ工場で2027年に生産が始まるとされる新型電動SUVは、CX-5eかも?なんて記事もちらっと見かけました。どうなることでしょう…。
オーストラリアメディアの記事には、価格と車両サイズでセグメント分けした時のTOP3も紹介されています。マツダ車はTOP3に顔を出しているのですが、TOP1とはダブルスコアだったりと順位以上に台数で差をつけれられているのが実情のようです。
- CX-5:1,932台
- CX-3:1,509台
- BT-50:1,412台
- Mazda3:1,173台
- CX-30:1,083台
- Mazda2:473台
- CX-60:462台
- CX-80:415台
- Mazda6:170台
- MX-5:71台
- CX-90:66台
- CX-70:27台
- CX-8:3台
- MX-30:1台
- CX-9:0台