豪州マツダは、2024年12月に前年同月比で7.3%増の7,256台を販売しています。12月もブランドランキングでは、フォード次ぐ3位です。すっかり3位が定着しています。
2024年12月の豪州マツダの販売台数は、前年同月比7.3%増の7,256台
2024年オーストラリア新車販売は、記録更新するも需要は減速
2024年のオーストラリア新車販売台数は、前年をわずかに上回る1,237,287台を記録し、2年連続で年間記録を更新しました。しかし、年後半には販売が5カ月連続で減少し、需要は2022年のピーク時よりも低迷。2024年の主なモデルは、フォード・レンジャーが2年連続で首位、次いでトヨタ・RAV4でした。
販売台数は前年の1,216,780台から1.7%増加しましたが、経済悪化や高金利の影響で需要はCOVID-19後の水準に戻りつつあります。2024年後半の販売台数は、前半より25,000台少ない結果に。一方、トヨタは23年連続で販売ブランド首位を獲得し、2008年の記録を上回る241,296台を販売しました。
2025年の販売予測は、供給安定と生産改善を反映し、1,150,000台前後となる見通しです。
ベストセラーTOP10
2024年の年間ベストセラーTOP10では、1位がFord Ranger、2位がToyota RAV4でその差は3,875台でした。Mazda CX-5がちゃっかり8位に入っているのですが…12月は圏外ですね。
Nissan X-Trailとは、これは珍しい。前年同期比123.0%増ということなので、ジャンプアップには違いないのですが、それを言うとToyota RAV4は、同133.5%増です。
- Toyota RAV4:5,119台
- Ford Ranger:4,493台
- Toyota HiLux:3,333台
- Toyota Prado:2,687台
- Ford Everest:2,476台
- Isuzu D-Max:2,370台
- Kia Sportage:2,213台
- Nissan X-Trail:2,096台
- Mitsubishi Outlander:1,991台
- Tesla Model Y:1,861台
豪州マツダの販売実績
2024年12月の豪州マツダは、前年同月比7.3%増の7,256台を販売しています。12月もマツダ車の売れ筋TOP2はCX-5とCX-3です。Mazda3が、CX-30を僅かに上回っています。この市場でのラージ商品群の本命2車種CX-60とCX-80は、まずまず売れている様子です。その他の2車種は…Mazda6やMX-5の後塵を拝しています。
それにしても、MX-30の4台ってあまりにも少なすぎませんか?!
- CX-5:1,598台
- CX-3:1,404台
- BT-50:1,101台
- Mazda3:910台
- CX-30:902台
- Mazda2:417台
- CX-60:376台
- CX-80:299台
- Mazda6:92台
- CX-90:58台
- MX-5:41台
- CX-70:34台
- CX-8:15台
- CX-9:5台
- MX-30:4台
コメント
CX-3が相変わらず安定した台数で推移している様で。国内でも1000〜2000台くらいは売れてもおかしくないのですが、やはり年数が経ち過ぎているからなのか。先ごろマツダの毛籠社長が年始の挨拶で、日本・アジア向けの新小型SUV車を投入する旨を発表した事で、闇に閉ざされていたスモール群に少し明かりが見えて来た様な気がしました。今しばらくの辛抱です。その登場を楽しみにして待ち、初代FFファミリアの様に、市場に嵐を吹かせて欲しい。