[特許]マツダ、車両衝突安全性と操縦安定性向上の特許を取得

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マツダは、車両前部の衝突時にパワートレインの後退ストローク量を確保しつつ、通常走行時の操縦安定性を向上させる車体構造に関する特許を取得しました。

マツダ、車両衝突安全性と操縦安定性向上の特許を取得

特許7604985 車体構造

背景

従来、自動車のエンジンルームと車室を仕切るダッシュパネルは、衝突時のエネルギー吸収や通常走行時の剛性確保が求められていました。しかし、車両デザインの制約やボンネットの短縮化により、パワートレインの後退ストローク量を十分に確保するのが難しいという課題がありました。

課題

ボンネットの短縮化や車両設計の制約が、前方衝突時のパワートレイン後退量の確保を難しくしていました。加えて、剛性が低下すると、操縦安定性や運動性能が低下する可能性があり、乗員の安全性確保と走行性能向上の両立が課題となっていました。

解決手段

本発明の車体構造では、ダッシュパネルの車幅方向中央部に膨出部を設け、この膨出部の後端壁部を車両後方に位置付けることで、膨出部の後方への膨出量を拡大しています。また、膨出部の内面には補強部材を固定し、この補強部材は膨出部の後端壁部から車両前方に離れて設けられるため、ダッシュパネルの剛性を強化します。さらに、補強部材には車幅方向に延びる構造が採用され、膨出部の左右側壁部を連結することで一層の剛性向上を図っています。補強部材は車両後方への荷重を受けた際に屈曲や破断を誘発する部位を持ち、前方衝突時にパワートレインの後退ストロークを妨げない設計です。この設計により、通常走行時の車体剛性を保ちながら、衝突時のエネルギー吸収性能を最大化することが可能です。

マツダ、車両衝突安全性と操縦安定性向上の特許を取得

マツダ、車両衝突安全性と操縦安定性向上の特許を取得

マツダ、車両衝突安全性と操縦安定性向上の特許を取得

マツダ、車両衝突安全性と操縦安定性向上の特許を取得

効果

前方衝突時には、パワートレインの後退量を多く確保し、乗員の安全性を向上します。一方で、通常走行時のダッシュパネル剛性が向上し、操縦安定性や運動性能の低下を防ぎます。この技術により、衝突時の安全性と通常走行時の性能を高い次元で両立しました。

 
特許7604985 | 知財ポータル「IP Force」(車体構造)

マツダ
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