マツダは、ロードスターのパーキング・アシスト・ユニットの制御プログラム不良でSBSの後方検知機能やAT誤発進抑制制御が作動しないおそれがあるとしてリコールを実施しています。
マツダ、ロードスターのパーキング・アシスト・ユニットの制御プログラム不良
対象となるユーザーには、販売店から、ダイレクトメール等で案内がありますので、最寄りのディーラーと相談して、修理(無料)を受けましょう。対象車両については、「リコール情報検索」から車台番号を入力して確認できます。
ROADSTERのリコールについて
リコール開始日
令和06年12月13日
基準不適合状態にあると認める構造、装置又は性能の状況及びその原因
パーキング・アシスト・ユニットにおいて、ホイールの車輪速センサからの信号処理が不適切なため、後進時に超音波センサが検出した障害物との距離と、車輪速センサからの信号で算出した移動距離に不整合が出ることがあります。そのため、障害物の位置と距離を知らせるパーキングセンサインジケータとブザーが正しく作動しないおそれがあります。また、スマート・ブレーキ・サポートの後方検知機能※1も作動しないおそれがあります。さらに、自動変速機を搭載した車両については、AT誤発進抑制制御(前進時/後進時)※2も作動しないおそれがあります。
※1 スマート・ブレーキ・サポートの後方検知機能とは、後進時にブレーキ制御をすることで衝突回避および衝突時の被害軽減を図る機能のことです。
※2 AT誤発進抑制制御(前進時/後進時)とは、アクセルペダルの踏み間違いによる急発進を抑制して衝突時の被害軽減を図る制御のことです。
対象車両
改善措置の内容
全車両、パーキング・アシスト・ユニットの制御プログラムを対策プログラムに修正します。
その他の情報
- 不具合件数:2件
- 事故の有無:無し
- 発見の動機:社内情報による