防府市で開催されたマツダの新車積み込み見学会では、最新の環境対応船「TURQUOISE ACE」が登場し、参加者は未来を感じる輸送シーンを体験しました。
マツダ新車積み込み見学会で未来の船「TURQUOISE ACE」も登場
自動車専用船への積み込み体験
マツダの新車輸出に使われる巨大船に、参加者は車を一台ずつ慎重に積み込む様子を見学しました。車間はわずか30センチ。見学者はその正確な操作に驚きの声を上げました。
LNG燃料船「TURQUOISE ACE」の環境技術
本見学会で使用された自動車専用船「TURQUOISE ACE」は、CO2排出量を従来比で25~30%削減し、SOxの排出をほぼゼロに抑える最新のLNG燃料船です。自動車7,000台を積載可能な大型船で、航海中の揺れによる車両損傷を防ぐため、専用ベルトでしっかり固定されます。
リフタブルデッキと広い車両ルート
「TURQUOISE ACE」では、背の高いトラックやトレーラーも積載可能なリフタブルデッキが採用されています。また、バルクヘッドレス構造による直線的な車両走行ルートは、安全性と荷役効率を向上させています。
参加者の中には、車の輸送中の細部まで考慮された設計に感心した様子も見られ、見学会は自動車ファンにとっても興味深いイベントとなりました。
この船には、防府市と広島の宇品港から約2,753台の車が積まれ、スペインのバルセロナまで48日間かけて運ばれる予定です。
輸出されるマツダの新車 大型船への積み込み作業見学会 防府|NHK 山口県のニュース
LNG燃料自動車運搬専用船「TURQUOISE ACE」竣工|ニュース|今治造船株式会社 -IMABARI SHIPBUILDING CO.,LTD-
ちなみに、今船がどこにいるかは、これで分かります。時々、海上で事故る自動車運搬船がニュースになりますよね…毎回毎回、無事に到着するまで気が気でないでしょうね。でき立てホヤホヤの自分の車が中国地方から関東地方を経由して運ばれてくるだけでも、ドキドキしていたくらいですから…。