豪州マツダ、中国製EVのオーストラリア導入に意欲的な姿勢

この記事は約2分で読めます。
Ads by Google

豪州マツダ、中国製EVのオーストラリア導入に意欲的な姿勢

豪州マツダの責任者は、中国製の電気自動車(EV)のオーストラリア導入も選択肢として検討していると述べました。今後、EVを含む幅広いパワートレインを顧客に提供する方針です。

豪州マツダ、中国製EVのオーストラリア導入に意欲的な姿勢

オーストラリア市場での電動化への挑戦

マツダは2030年までに、EV、プラグインハイブリッド、マイルドハイブリッド、そして内燃機関車(ICE)のすべてを揃える計画を発表しました。特に、オーストラリアは、欧米諸国に比べて電動化の進展が遅れているため、豪州マツダは市場の動向を慎重に見極めながら対応を進めています。ビネシュ・ビンディ氏(マツダ・オーストラリア代表)は、各地域で異なる電動化の進展に合わせて柔軟に製品を展開する方針を示しました。

電動化を支える中国製モデルの可能性

中国市場向けに生産されている電気自動車「EZ-6」など、中国製モデルのオーストラリア市場への導入についても、ビンディ氏は完全には否定しませんでした。ただし、現時点ではEZ-6は中国市場専用モデルであると説明。将来的に、需要に応じてこうした中国製EVが豪州市場を補完する可能性もあり、豪州マツダは「選択肢を常に検討する」との考えを示しています。

オーストラリア市場への多様なプラットフォーム展開

マツダはオーストラリア市場でのラインアップ拡充に積極的で、CX-60、CX-70、CX-80、CX-90など、同社の新しい大型プラットフォームのすべてを展開しています。これらのモデルはマイルドハイブリッドやプラグインハイブリッドとしての役割を担っており、今後の次世代CX-5には独自のハイブリッドシステムが採用される予定です。さらに、「アラタ」コンセプトの実現によって、テスラのModel Yに対抗する「CX-6e」などの可能性も期待されています。

まとめ

豪州マツダは、オーストラリア市場での多様なニーズに応えるべく、電動車を含む幅広い製品展開に取り組んでいます。中国製EVの導入についても前向きな姿勢を示し、顧客に最適な選択肢を提供することを目指しています。今後の発表次第では、マツダがどのように豪州市場でのEVギャップを埋めていくかが注目されるでしょう。

 
Mazda not ruling Chinese-built electric cars to bolster Australian line-up: ‘We’re not shy on getting products that could be available to us’ – Car News | CarsGuide

 
長安マツダがオーストラリアで出願している意匠の件もあり、強欲な豪州マツダとうまくリンクして市場投入に繋がっていくのでしょうか。