2024年9月の豪州マツダの販売台数は、前年同月比2.1%増の8,201台

豪州マツダは、2024年9月に前年同月比2.1%増の8,201台を販売しています。9月もブランドランキングは、フォードに抜かれて3位のままです。

オーストラリアの自動車市場は、2024年に入り、9月までに新車販売が2か月連続で減少しました。これは14か月連続の成長が5月に終了して以来、続いている減少傾向です。2024年の最初の9か月間では前年同期比で4.1％の増加が見られますが、年間を通しては5～10％の減少が予測されています。

特に注目すべきは、従来の乗用車（ハッチバック、セダンなど）の販売が振るわず、上位10車種は全てSUVやユート（ピックアップトラック）が占めている点です。また、ハイブリッド車は9月に34％の販売増を記録し、全体の減少傾向とは逆の動きを見せていますが、電気自動車の販売は27％の減少となりました。

9月の新車販売は99,881台で、前年同月比で9.8％減少し、オーストラリアの自動車市場は長らく予測されていた需要の鈍化に直面しています。

おっと！今月もマツダ車が2台、TOP10にランクインしています。CX-30ではなくてCX-3の方が売れているんです、オーストラリアでは。Bセグでランクインしているのも、もしかしたらマツダCX-3だけですか？

2024年9月の豪州マツダは、前年同月比2.1%増の8,201台を販売しています。前述したようにマツダ車の中で9月にもっとも多く売れたのはCX-3です。オーストラリアでもCX-5の販売がイマイチぽいです。

豪州マツダでは、販売する車種が増えても、それが直接的に販売台数が増えることには繋がっていないようです。TOP10を見て分かるように「金額」ではなく「台数」を取るなら、Cセグをしっかり売る方が効果があるようです。マツダは「金額」を選んだので、こうなることは覚悟の上でしょうか。

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