マツダは、2030年以降の外部環境変化に備え、新規事業の開発体制を強化するために組織改革を実施。新たに「新規事業開発室」を設立し、既存部門の機能を統合。また、中国市場における戦略業務の現地移管を完了し、組織再編を行いました。
マツダ、2030年以降の成長に向けた組織改革と人事異動を発表
マツダは、2024年9月1日付で組織改革と人事異動を実施します。主なポイントとしては、2030年以降の収益多角化に向けた新規事業領域の強化と、グローバル販売・マーケティング部門の再編です。
組織改革
新たに「新規事業開発室」が設立され、既存のMaaS事業準備室や事業構造戦略部の機能が統合されます。また、商品マーケティング部が新設され、中国市場部は再編されます。これにより、より専門性の高い体制を整え、変化する市場に対応していく考えです。
- 新規事業領域の強化
「新規事業開発室」を設立し、MaaS事業準備室の機能や他部門の関連機能を統合。これにより、持続可能な新事業を開発する体制を強化します。 - 商品マーケティング部の新設
グローバルブランド推進部やグローバルマーケティング戦略部からの機能を移管し、商品マーケティング戦略の専門性を高めます。 - 中国市場部の再編
戦略業務を現地に移管し、中国市場部を廃止し、その機能を他部門へ再編。