[特許]マツダ、電動車両のバッテリ・排気系配置に関する特許を取得

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マツダは、電動車両の下部構造におけるバッテリや燃料タンクと排気サイレンサの配置技術に関する特許を取得しました。この技術により、バッテリや燃料タンクの容量確保と排気サイレンサの効率的な配置が両立され、車両性能が向上します。

マツダ、電動車両のバッテリ・排気系配置に関する特許を取得

特許7540321電動車両の下部構造

本発明は、電動車両の下部構造に関する。

背景

従来の電動車両では、バッテリや燃料タンクの配置が発電エンジンの排気系と干渉する問題がありました。特に、排気サイレンサやテールパイプの配置により、バッテリや燃料タンクの容量が制限され、航続距離や車両の性能が影響を受けるケースが多い状況です。

課題

排気サイレンサの容量を確保しつつ、バッテリおよび燃料タンクの容量も十分に確保することが難しいという課題が存在します。排気系のレイアウトが限られているため、バッテリや燃料タンクを効率的に配置できず、容量や性能が犠牲になる問題がありました。

解決手段

この発明では、排気サイレンサとテールパイプをフロアパネルの下方、かつエンジンとバッテリ・燃料タンクの間に配置することで問題を解決します。フロアトンネル内に排気系の一部を収容し、複数の排気サイレンサを車両前後方向に分散配置することで、排気系の効率的なレイアウトを実現しています。

マツダ、電動車両のバッテリ・排気系配置に関する特許を取得

マツダ、電動車両のバッテリ・排気系配置に関する特許を取得

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マツダ、電動車両のバッテリ・排気系配置に関する特許を取得

マツダ、電動車両のバッテリ・排気系配置に関する特許を取得

マツダ、電動車両のバッテリ・排気系配置に関する特許を取得

効果

この構造により、排気サイレンサとテールパイプがバッテリや燃料タンクと干渉せず、容量の確保が可能になります。また、排気系からの熱影響を最小化することで、バッテリや燃料タンクの安全性と性能を向上させることができます。結果として、電動車両の航続距離や効率が向上します。

ところで、説明によると…

図1~2に示されるように、電気系ユニット12は、第1減速機13と、発電機14と、モータ15と、第2減速機16とを備える。第1減速機13は、発電用のエンジン11が発生する回転駆動力を減速して発電機14に伝達する。発電機14は、第1減速機13で減速された回転駆動力を受けて発電を行う。発電機14で発電した電気は、車両後方側X2のバッテリ17に充電されるかまたはモータ15へ直接供給される。モータ15は、車両1の走行状態に応じて発電機14から供給される電流およびバッテリ17から供給される電流のうちの少なくとも1つが供給されることによって、回転駆動する。第2減速機16は、モータ15が発生する回転駆動力を減速して図示しない駆動軸に伝達する。駆動軸に伝達された回転駆動力によって、タイヤ33(図2参照)を回転することが可能である。

と言うことです。これって、R-HEVってことですかね?それとも、マツダ内製ハイブリッド?

 
特許7540321 | 知財ポータル「IP Force」(電動車両の下部構造)

マツダ
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