マツダと長安汽車の中国合弁会社である長安マツダは、7月17日、新型EVセダン「マツダEZ-6」が長安マツダの南京工場からラインオフしたと発表しています。
新型EVセダン「マツダEZ-6」がラインオフ!長安マツダの新エネルギー戦略の象徴
マツダEZ-6の登場
マツダEZ-6は、長安マツダ初のEVプラットフォームを基にした中国Bセグメントのセダンです。この新型セダンは、4月に開催された「北京モーターショー」で世界初公開され、多くの注目を集めました。

マツダ、北京モーターショー2024で2台の新エネルギー車を発表
マツダは、中国市場向けの2台の新エネルギー車を北京モーターショー2024で発表しました。クーペの「MAZDA EZ-6」とSUVのコンセプトカー「MAZDA創ARATA」です。
マツダEZ-6の特徴
EZ-6は、マツダ独自のデザイン、人馬一体の運転体験、優れた安全性能を維持しつつ、長安汽車の電動化とスマート化技術を取り入れています。EVとレンジエクステンダーEVの2種類のパワートレインが用意され、中国のBセグメントセダン市場で唯一のレンジエクステンダーEVの選択肢となります。
高度な自動駐車機能
EZ-6は高度な自動駐車機能を備えており、4つの百万画素HD全景カメラと12個の高性能超音波レーダーを搭載しています。これにより、108種類の駐車スペースを認識し、自動駐車、リモート駐車、遠隔駐車などの機能を実現しています。
今後の展望
長安マツダは「新エネルギー車の新たな章を開く」として、EZ-6のラインオフを発表しました。これからも多くの新エネルギー車の開発が予定されており、ますます目が離せません。