マツダMX-5、Auto Expressの「コンバーチブル・オブ・ザ・イヤー」を受賞!

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マツダMX-5が今年のAuto Express New Car Awardsで「コンバーチブル・オブ・ザ・イヤー」に選ばれました。

マツダMX-5、Auto Expressの「コンバーチブル・オブ・ザ・イヤー」を受賞!

1989年のシカゴモーターショーでデビューして以来35年、この2024年モデルの受賞で、マツダの象徴的なスポーツカーの受賞歴はさらに輝きを増しました。

MX-5の魅力はどこにある?

Auto Expressの編集長、ポール・バーカー氏は「MX-5のモータリング世界への導き方は衰えることを知らず、2024年モデルではより多くの技術が導入されています。車がどんどん大きくなる時代にあって、MX-5の楽しさは一服の清涼剤のような存在です」と絶賛しています。屋根の開閉に関わらず、この車は楽しいドライブ体験を提供してくれます。

モデルバリエーションとエンジンオプション

2024年のMX-5は、ロードスターとRFモデル合わせて8つのバリエーションがあります。トリムグレードはPrime-Line、Exclusive-Line、Homuraの3つ。Prime-Lineは132馬力の1.5リットルSKYACTIV-Gエンジンを搭載し、Exclusive-Lineは1.5リットルまたは184PSの2.0リットルSKYACTIV-Gエンジンから選べます。最上級のHomuraは184PSエンジンのみの設定です。価格は1.5リットルPrime-Lineロードスターで約492万円からスタートします。

最新技術と快適性の向上

2024年モデルでは、フロントストラットブレース、リミテッドスリップディファレンシャル、ビルシュタインダンパーが標準装備されるほか、新しい非対称リミテッドスリップディファレンシャルが追加されました。この軽量でコンパクトなメカニズムは、加速と減速の際に最適な制限力を発揮します。さらに、キャビン内には8.8インチのタッチスクリーンマルチメディアディスプレイや更新されたインストゥルメントパネルが備わり、USB-Cポートも追加されています。最上級のHomuraグレードには、レザーとアルカンターラでトリムされたレカロシートが装備されています。

ドライバーの楽しさを追求した設計

過去30年以上にわたり、マツダ MX-5は常に純粋な軽量スポーツカーとしてドライバーの楽しさを追求してきました。この「人馬一体」の哲学は、すべてのマツダ車に共通しており、MX-5において最も顕著です。2024年モデルも、アジリティ、軽量性、バランスの取れたハンドリングといったコアバリューを維持しながら、純粋なオープントップドライビングの楽しさを提供します。

Exclusive-LineとHomuraモデルには、新しいダイナミック・スタビリティ・コントロール(DSC)トラックドライビングモードが搭載され、トラックでの走行時によりダイナミックで安全なドライブ体験を提供します。また、アクセルの反応性が向上し、電動パワーステアリングが調整されてより自然で流れるようなレスポンスを実現しています。これにより、車との一体感と道路との接続感がさらに強化されています。

受賞の喜び

989年のシカゴモーターショーで初代MX-5が公開されて以来、広島の宇品工場で生産されたMX-5は120万台以上にのぼります。そのうち、13.5万台以上がイギリスで販売されており、イギリスのスポーツカーファンの心に深く根付いていることがわかります。

Auto Expressからの受賞について、英国マツダのマネージングディレクター、ジェレミー・トムソン氏は「ドライバーのエンゲージメントにおいて、現行のMX-5はベンチマーク的な存在となっており、2024年のMX-5も引き続きエキサイティングで運転が楽しい車を提供し続けています。今回の受賞はその証と言えるでしょう」とコメントしています。

 
Mazda MX-5 crowned ‘Convertible of the Year’ at the 2024 Auto Express New Car Awards