マツダは、自動運転技術「MAZDA Co-Pilot」に関連すると見られる車両制御するシステムの特許を取得しています。
マツダ、「MAZDA Co-Pilot」に関連すると見られる特許を取得
特許7503237 車両制御システム
本発明は、走行中においてドライバに異常が発生した時に、車両を緊急で自動停車させる車両制御システムに関する。
- 課題
ドライバに異常が発生して自動停車が行われる場合、ドライバを含む乗員は、車両がいつ停車するかや、車両がどこで停車するかに関して、不安を感じる傾向にある。特に、ドライバ以外の乗員は、車両を速やかに停車させてドライバを助けたいので、車両がいつ停車するかを把握したい。したがって、自動停車中においては、これから実行される車両の動作(試行中の動作も含む)や、実行不可能なために中止される車両の動作(例えば自車両の周囲の状況により実行できなかった車線変更など)などを、ドライバを含む乗員に逐次知らせることが望ましいと考えられる。本発明は、上述した問題点を解決するためになされたものであり、ドライバに異常が発生して自動停車制御が行われるときに、この自動停車制御中において車両が取り得る種々の制御態様を、乗員に逐次知らせることができる車両制御システムを提供することを目的とする。
- 解決手段
上記の目的を達成するために、本発明は、車両制御システムであって、ドライバの状態を監視するドライバ監視装置と、ドライバを含む乗員に対して所定の情報を視覚的及び/又は聴覚的に報知する報知装置と、ドライバ監視装置により監視されたドライバの状態に基づき、ドライバの異常が判定された場合に、車両を緊急で自動的に停車させるための自動停車制御を行うと共に、自動停車制御に関する情報を報知装置により報知させる制御を行うよう構成されたコントローラと、を有し、コントローラは、自動停車制御として、
(1)ドライバの異常が判定されたときに、車両を所定車速まで減速させる第1動作と、
(2)第1動作の後に、車両を更に減速させて停車させる第2動作と、
(3)第1動作と第2動作との間に、車両を車線変更させる第3動作と、
(4)第1動作と第2動作との間に、車両を路肩へ移動させる第4動作と、
を実行するように構成され、更に、コントローラは、第1乃至第4動作のうちでこれから実行しようとしている動作を報知装置により報知させると共に、第1乃至第4動作のうちでこれから実行しようとしている動作を中止する場合に、当該動作の中止を報知装置により報知させるように構成され、コントローラは、第1動作を実行するときに、車両を所定時間以内に停車させることを報知装置により報知させ、第3又は第4動作を所定時間以内に実行できない場合には、第3又は第4動作を中止すること及び第2動作をこれから実行しようとしていることを報知装置により報知させた後に、車両を所定時間以内に停車させるように第2動作を実行するように構成されている、ことを特徴とする。
マイクロソフトで、ばんばんコパイロットって言っていて、今からマツダがコパイロットと言っても、なにか違う感じになりそう…。