マツダ、広島港出島地区に物流施設を移転

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マツダは、広島港出島地区に物流施設移転。東南アジア向け輸送を効率化し、コスト削減を目指しています。

マツダ、広島港出島地区に物流施設を移転

物流施設の移転決定と背景

マツダは、東南アジア向け自動車部品の物流施設を、広島港海田地区から出島地区に移転することを決定しました。広島県は20日、県議会で出島地区の分譲地の一部をマツダに約86億円で売却する方針を説明しました。マツダはこの移転により、東南アジア航路の就航を目指し、効率的な輸送を実現する狙いです。

物流施設「KDセンター」の計画

出島地区での物流施設「KDセンター」は、東南アジアに出荷する部品をコンテナに積み込むための施設として整備されます。8月に仮契約が結ばれ、9月には関連議案が県議会に提出される予定です。建設費や稼働時期は今後詰められますが、マツダは、この新施設を通じて輸送コストの削減やCO2排出量の削減を目指します。

海田地区の再利用と効率化

広島県は、マツダが所有する海田地区のKDセンターの土地・建物を約78億円で取得し、この地域での非効率な輸送の課題を解決する計画です。海田地区では荷さばき地の不足が問題となっていましたが、取得地を隣接するコンテナターミナルと一体的に利用することで、公共埠頭の拡張と輸送効率の向上が図られます。

マツダは、東南アジア向けの部品輸出をさらに強化し、効率的な物流体制を構築するために、この移転を進めています。新しいKDセンターの整備により、現地での組み立てをサポートし、東南アジア市場での競争力を高めることを目指しています。

 
マツダ、東南アジア向け物流施設を移転 広島港の出島地区に – 日本経済新聞

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