マツダは、MX-30を想定した歩行者保護に適する車体構造に関する特許を取得しています。
マツダ、MX-30を想定した歩行者保護に適する車体構造に関する特許を取得
特許7467879 車両の前部構造
車体前部上面に設けられたボンネットと、車体上部におけるボンネットよりも前側に設けられたバンパーフェースアッパと、該バンパーフェースアッパの内部に配設され前方斜め上方からの荷重を吸収する衝撃吸収部材と、を備えた車両の前部構造に関する。
- 課題
ボンネットの前部下面と干渉することなく、衝撃吸収部材の後部を、歩行者保護に適した上下方向の剛性を有して形成することができる車両の前部構造の提供を目的とする。 - 解決手段
車体前部上面に設けられたボンネットと、上記ボンネットよりも前側に設けられたバンパーフェースアッパと、該バンパーフェースアッパの内部に配設され前方斜め上方からの荷重を吸収する衝撃吸収部材と、を備えた車両の前部構造であって、上記衝撃吸収部材には、少なくとも上記バンパーフェースアッパの内部において前後方向に延びてバンパーフェースアッパと締結される前部と、上記前部の後端から上記ボンネットの下方において後方に延びる後部と、を備え、上記後部には、上記前部の後端に対して後方が段落ちする段落ち部が形成され、上記衝撃吸収部材の上記後部よりも下方に、シュラウドが配設され、上記衝撃吸収部材の上記後部における、上記段落ち部よりも後方に、上記シュラウドに対する取付部が形成され、上記段落ち部は、上記前部の後端から後方へ段階的に段落ちする形状に形成されたものである。