
マツダが、ラージ商品群向けに新開発した直列6気筒ディーゼルエンジンが、「第56回 市村産業賞 貢献賞」を受賞しました。
マツダ、新開発直6ディーゼルエンジンが第56回 市村産業賞 貢献賞を受賞
マツダ株式会社(以下、マツダ)は、第56回市村賞(主催:公益財団法人市村清新技術財団)において、同社のクロスオーバーSUV「MAZDA CX-60」に搭載する新開発3.3L直列6気筒ディーゼルエンジン(以下、「SKYACTIV-D 3.3」)が「市村産業賞 貢献賞」を受賞したことを、本日公表しました。
受賞概要
- 賞:市村産業賞 貢献賞
- 開発テーマ:燃焼機能を高めた3.3L直列6気筒ディーゼルエンジン
- 技術開発者:金尚奎、志茂 大輔、森永真一
- 推薦:日本自動車工業会
市村産業賞 貢献賞は賞金300万円と記念牌が贈られます。この他、トクヤマデンタルや日立製作所、プロテリアルが貢献賞を日産などが功績賞(賞金500万円など)を受賞しています。
開発業績の概要
- マツダは、将来的に普及が期待されている再生可能燃料の利活用を視野に入れたマルチソリューション戦略を策定している。その一つの有効な提案として、独自の大排気量コンセプトと燃焼の理想追求に拘った新世代3.3Lクリーンディーゼルエンジンを開発した。
- 新開発の3.3L直列6気筒ディーゼルエンジンSKYACTIV-D 3.3では、独自の2段エッグシェイプ燃焼室で混合気を空間的に制御するDCPCI燃焼と大排気量化によって、実用走行を十分に包括する負荷域にまで高効率でクリーンな予混合燃焼を拡大適用することで、トルクと出力の大幅な向上、乗用車エンジンで世界トップレベルの熱効率、および最新の排ガス規制に余裕を持って適合するクリーン排気を実現した。
- 本技術を小型モータ(12kW)のマイルドハイブリッドおよび8速オートマチックトランスミッションと組み合わせることで、当社従来ディーゼルエンジン車比で約27%もの大幅な燃費改善を実現している。これにより、ライフサイクル24万kmにおけるCO2排出量は、従来比で台当たり約10トン削減でき、BEV同等の削減効果が期待できる。

