マツダは、2024年3月期 第3四半期決算を発表しました。引き続き過去最高益です。やっぱりラージと米国と為替のせいです。
マツダ、2024年3月期 第3四半期決算を発表。利益は同期で過去最高
ざっくりとまとめ
前年との比較で…まーまーコロナ禍から元に戻る頃との比較なので、増加を素直に受け止められるますし、そもそも過去最高なんですから。
そして、日経新聞から…。
マツダが9日発表した2023年4〜12月期の連結決算は、純利益が前年同期比60%増の1654億円だった。営業利益と経常利益とともに同期で過去最高。利幅の大きい多目的スポーツ車(SUV)が売れ筋の米国で販売台数が過去最高となり、円安も続いている。通期予想は能登半島地震による影響を見極めるために据え置いた。
2024年3月期 第3四半期の内訳
取り組みの進捗
まずは、頑張って増えてます!の説明です。なんと言って、アメリカ市場でラージ商品群のCX-90 PHEVが売れていることが利益を押し上げる要因になっているとのことです。
2024年3月期 第3四半期累計
北米市場が突出して増えてます。しかも利益2倍のラージ商品群が多く売れているのですから、うはうはです。CX-50がようやく軌道に乗ったようですし、CX-70が追加になりますから、ますます北米市場の重要度が増してきます。
* 通期の見通しは、能登半島地震の影響があるかもしれず、据え置きとなっています。
各市場の動向
中国市場が僅かでもプラスになったのは朗報です。ただ、どこもかしこもSUVばかりが売れているのが…ご時世とはいえ、寂しいですしつまらないです。
ただ、NDロードスターの商品改良が、ユーザーに強く響いているのは嬉しいポイントです。トヨタのGRヤリスといい、スポーティーな車がしっかりと売れているのは、今後(例えば、2ロータースポーツカーとか)に期待が持てると思います。