MAZDA SPIRIT RACINGブランドで2台のコンプリートカーを市販へ

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MAZDA SPIRIT RACINGブランドで2台のコンプリートカーを市販へ

マツダは、オートサロン2024のプレスカンファレンスで、MAZDA SPIRIT RACINGをサブブランドと位置づけ、2台のコンプリートカーの市販に向けて動いていると発表しています。

MAZDA SPIRIT RACINGブランドで2台のコンプリートカーを市販へ

MAZDA SPIRIT RACINGをサブブランドと位置づけ、今後は前田育男氏をブランドホルダーとして活動を続けていきます。その中でMAZDASPEED以来のコンプリートカーを市販に向けて開発しているとアナウンスがありました。

コンプリートカーのベースとなるのは、スーパー耐久シリーズに参戦しているMazda3とロードスターです。

MAZDA SPIRIT RACING RS Concept

国内初投入の2.0Lエンジンを搭載したソフトトップモデルです。エンジンと足回りにも手を加え、速さに拘るユーザーにも受け入れてもらえるように仕上げるとのこと。

MAZDA SPIRIT RACING 3 Concept

モータースポーツ直系を感じることができるようなモデルとして開発をしているとしています。詳しいことは明らかにはされませんでした。


55号車が、300馬力を発揮するSKYACTIV-D 2.2を載せていることから、チューンナップしたディーゼルエンジンを載せてくるのでは?と想像します。

オートサロン2024 マツダ プレスカンファレンス

ロータリーエンジン開発グループ設立

マツダ毛籠社長は、プレスカンファレンスの冒頭、ICONIC SPを紹介し、「この夢に近づくべく」としてロータリーエンジン開発グループを2月1日に立ち上げることを明らかにしました。

名称は「RE開発グループ」で、かつてのRE開発者などを集める。前身の組織は2018年4月に解散し、所属していた約70人は他のエンジンの開発などに散らばっていた。源流は「四十七士」と呼ばれた技術者47人で1963年に発足したRE研究部。毛籠社長は「鍛錬を積んだエンジニアが再結集する。飽くなき挑戦の精神で奮起してほしい」と述べた。

ロータリーエンジン開発、専門チームが6年ぶり復活へ マツダ、燃焼技術の改善加速 | 中国新聞デジタル

 
ようやく見た目だけではなく、中身がともなったスポーツカー風味の車種が復活します。2台ともブレンボのキャリパーが装備されていますし、「3」には、ウィング形状のルーフスポイラーもありますね。

こうした車は、ブランドが成熟するまでは復活させないと言っていたことを思い出します。