ロータリーエンジンが復活し、2ドアスポーツカーの注目を集めた2023年のマツダの新型車やリコールなどを陽と陰を振り返ってみます。
マツダの2023年新型車、リコールなどのまとめ
新型車発表・発売
商用車と軽自動車を除く新型車(モデルチェンジ)に関するニュースリリースです。
- 2023.01.27
「MAZDA2」を大幅商品改良 - 2023.04.06
「MAZDA3」を商品改良 - 2023.09.04
「MAZDA CX-5」を一部商品改良 - 2023.09.04
「MAZDA CX-30」を商品改良 - 2023.09.14
「MAZDA MX-30 Rotary-EV」の予約受注を開始 - 2023.09.21
「MAZDA2」「MAZDA CX-3」を商品改良 - 2023.10.05
「マツダ ロードスター」を大幅商品改良 - 2023.10.31
「MAZDA CX-8」の生産を終了
結局、CX-60の商品改良が実施されないまま2023年を終えてしまいました。CX-60のドタバタがCX-80にも影響を及ぼしてしまったようですし、CX-60は国内デビューから、ずっと改善の続ける時間が続いてしまいましたね。2024年早々にでも商品改良の実施を期待したいです(2023年は値上げだけでしたから)。
マツダのエクステリアデザインは、魂動デザインを踏襲していることもあり、世代が違えども極端に古さを感じることは無いように思います。それでも、技術的な遅れは否めないとも…。商品改良で世代を超える努力をしているでしょうが、フルモデルチェンジを先延ばしにする戦略は、「新しい事をしていない」メーカーとの誤認を与えかねないかなぁ、と心配しています。
しかも、ラージ商品群も蓋を開けたら、瓜二つならぬ、瓜り四つ状態ですから…。
コンセプトカー・日本未発売車
- 2023.02.01
新型クロスオーバーSUV「MAZDA CX-90」を初公開 - 2023.10.25
マツダ、コンパクトスポーツカーコンセプト「MAZDA ICONIC SP」を世界初公開
CX-90は、CX-9の代替として完璧以上に機能…売れているようで何よりです。まずは、北米市場で同クラスを席巻して欲しいです。
デジタル、バーチャルの中での表現だと思っていたビジョンスタディモデルが、装いも新たにコンセプトカー・ICONIC SPとして展示されるとは思いもしませんでした。BEVではなく、2ローターRotary-EVシステムというハイブリッドを搭載するという想定も無理のない現実的なものではないでしょうか。車重を1,450kgとした場合にどのくらいの航続距離になるのか。
リコール・サービスキャンペーン
第6世代以降のみです。
最新リコール・改善対策情報
- 令和05年04月06日届出
CX-60のリコールについて - 令和05年06月15日届出
CX-60のリコールについて - 令和05年07月14日届出
CX-3の改善対策について - 令和05年10月26日届出
CX-60、MAZDA3のリコールについて - 令和05年10月26日届出
CX-60の改善対策について - 令和05年11月30日届出
MX-30 SeDVの改善対策について
最新サービスキャンペーン情報
- 令和05年03月03日開始
MAZDA3、CX-30、CX-5、CX-8、MX-30のサービスキャンペーンについて - 令和05年04月07日開始
CX-60のサービスキャンペーンについて - 令和05年04月14日開始
MAZDA3、CX-30のサービスキャンペーンについて - 令和05年06月09日開始
MX-30のサービスキャンペーンについて - 令和05年07月28日開始
MAZDA3のサービスキャンペーンについて - 令和05年10月27日開始
CX-60のサービスキャンペーンについて
昨年は、リコールが3回、サービスキャンペーンが1回でした。残念ながら負の支出が増えてしまいました。合わせて全12回の内、CX-60が関わるのが6回です。発売後15か月くらはベータ版状態です。これで、CX-60の熟成が済んだのならいいのですが。
それにしても、制御プログラムの問題って、発売までに片付けられないものなのでしょうか。8月のMazda3のサービスキャンペーンは、「商品改良に伴う制御プログラムの変更が不適切」という原因ですよ。あまりにもお粗末です。発売前の品質管理ってどうしているのでしょう。どこかのメーカーのような話は聞きたくないですよ!