マツダは、ロータリーエンジンの二段燃焼が抑制され熱効率の改善に繋がる特許を取得しています。
マツダ、ロータリーエンジンの熱効率の改善に繋がる特許を取得
特許7405006 ロータリエンジン
本発明はロータリエンジンに関する。
- 課題
ロータリエンジンでは、膨張行程中に燃焼室のトレーリング側の未燃混合気がリーディング側に流れることにより、図12に示すように、主燃焼ピーク後に熱発生率が高い状態が暫時続く問題、所謂二段燃焼が発生する問題が知られている。この二段燃焼は、その二段目の燃焼による熱発生が燃焼後期になるため、冷却損失及び排気損失を増大させる一因となっている。本発明は、上記二段燃焼を抑制することを課題とする。ぃ>
- 解決手段
インジェクタ(燃料噴射弁)から噴射された燃料がロータ外周面の容積の大きいリーディング側凹部に多く供給されるようにする。ぃ>
特許7405006 | 知財ポータル「IP Force」(ロータリエンジン)
8C型のカタログ燃費が、せめて17km/Lくらいあると見方が変わるんですけど…。インタビュー記事を読むとバッテリーの重さで肥大したことへの対応として8C型くらいの出力が必要ならば、e-POWERのような運用をするのなら、もう一回り小型のエンジンでもいけるのかな? 小さくすると低燃費になるのかなぁ…。R-HEVの実現可能性ってどれくらいだろうか。
コメント
燃費はあくまでR-EVとしての燃費かと思いますけどね
EVモデルからの重量増に対応するためにモーター出力も上がっているとして、これがPHEVではなくシリーズハイブリッドであれば大容量バッテリーも大型のモーターも要りませんので軽くなり、燃費も向上するのではないかと
また床下バッテリーがなくなれば今のMAZDAの技術的制約もなくなるのでSUVである必要もなく、R-HEVは非SUVのCセグだけでなくBセグにも載せられると思うのですが、そうすればボディ的にはさらに燃費に有利でしょう