[特許]マツダ、エネルギー補給を適切に支援する車両用表示装置の特許を取得

この記事は約3分で読めます。
Ads by Google

マツダは、充電施設などへの案内などエネルギー補給のための適切な表示を行うことができる車両用表示装置に関する特許を取得しています。

マツダ、エネルギー補給を適切に支援する車両用表示装置の特許を取得

特許7393736 車両用表示装置

本発明は、バッテリーへの充電を必要とする車両(例えば電気自動車やハイブリッド車)に備えられる車両用表示装置に関するものである。

  • 課題
    近年、電気自動車やハイブリッド車のように電動モータを搭載した車両が普及してきている。このような電動モータを搭載した車両においては、車両のエネルギー残量(充電残量)が不足した場合に、適切な充電がなされる必要があるため、車室内の表示装置に充電に関連した表示がなされることがある。

    このように、従来から充電に関する各種表示(充電施設の案内や充電施設を検索するための表示)を行う車両用表示装置が用いられてきているが、このような表示は、車両を運転中のドライバー(運転者)にとって、必ずしも望ましいものではなく、場合によっては、ドライバーに煩わしさを感じさせ、運転の邪魔になってしまうこともあり得る。

    本発明は、このような問題点に着目してなされたもので、ドライバーに煩わしさを感じさせることなく、エネルギー補給のための適切な表示を行うことができる車両用表示装置を提供することを目的とする。

  • 解決手段
    本発明にあっては、次のような解決方法を採択している。すなわち、請求項1に記載のように、車両のエネルギー残量を検知するエネルギー残量検知手段及び前記車両の速度を検知する速度検知手段からの検知結果を取得可能な車両表示装置において、エネルギー補給施設を検索可能な検索手段と、前記車両に関する表示を表示画面上に表示する表示手段とを備え、前記表示手段は、前記車両のエネルギー残量が所定閾値より低く且つ前記車両の速度が所定速度以上であるとの検知がなされた場合に、エネルギー補給が必要であることを示し且つ前記車両の一時停止を促す停車催促表示を行い、その後、前記車両の速度が所定速度未満となった場合に、前記検索手段を利用した検索に関する表示を行い、前記表示手段は、前記停車催促表示に対してドライバーからの応答があった場合、前記停車催促表示を消して、通常表示に復帰する。

マツダ、エネルギー補給を適切に支援する車両用表示装置の特許を取得

マツダ、エネルギー補給を適切に支援する車両用表示装置の特許を取得

マツダ、エネルギー補給を適切に支援する車両用表示装置の特許を取得

マツダ、エネルギー補給を適切に支援する車両用表示装置の特許を取得

マツダ、エネルギー補給を適切に支援する車両用表示装置の特許を取得

特許7393736 | 知財ポータル「IP Force」(車両用表示装置)

 
ガソリンスタンドに対しても応用はできると思いますが、給油に対する余裕は電欠の比ではないくらい穏やかですから、力強い訴求ポイントにはならないかも知れないです。やっぱり、充電スポットなどへの誘導の方が需要は高そうです。

急速充電するとバッテリーの劣化を早めるとは言え、出先では充電の早さは魅力的なんですよね? 充電に時間を要するからとそれなりの台数分を用意しないとならない…現状、あまりスマートとは言えないです。

マツダ
Ads by Google
T's MEDIAをフォローする
Ads by Google