IIHS(米国道路安全保険協会)は、2024 Mazda3と2024 CX-30が安全性評価でトップセーフティピック+を獲得したと発表しています。
2024 Mazda3と2024 CX-30、IIHSの安全性評価でトップセーフティピック+を獲得
2023 TOP SAFETY PICK+
この3車種では、衝突安全性に関して、2020年に行った最初の試験結果が反映され、主に最新化されたヘッドライトと前面衝突防止システムでの試験による評価となっています。
2024 Mazda3 hatchback & sedan
Mazda3は、トリムレベル(グレード)によるヘッドライトの違いで、Premiumなど上位モデルでは「Good」評価、Carbon Editionなどそれ以外のモデルでは「Acceptable」評価になっています。これは、ハッチバックとセダンに共通です。
ヘッドライトの「Curve-adaptive」の機能の有無によって評価が別れてしまっています。
2024 Mazda CX-30
CX-30もMazda3と同じようにトリムレベルでヘッドライトが違うのですが、こちらは、上位モデルとそれ以外の評価はともに「Good」評価になっています。
Three 2024 Mazdas qualify for highest honors
トップセーフティピック+の基準
トップセーフティピック+を獲得するには、車両はドライバーサイドのスモールオーバーラップフロント、パッセンジャーサイドのスモールオーバーラップフロント、元々のモデレートオーバーラップフロント、更新されたサイドテストの全てで高評価を得なければなりません。また、全てのトリムで『Acceptable』または『Good』評価のヘッドライトが標準装備されている必要があり、昼間および夜間の車両対歩行者評価の両方で『Advanced』または『Superior』評価を受ける前面衝突防止システムが利用可能である必要があります。
2024MYでTOP SAFETY PICK+を獲得しているのは、この3車種とCX-90です。CX-5とCX-50はTOP SAFETY PICK止まりです。
何年経っても似たような事をしているので、すべてのトリムレベルで共通のヘッドライトを設定できない大人の事情があるのでしょうね…。