マツダは、MX-30の衝撃吸収部材が備わる車両の前部構造に関する特許を取得しています。
マツダ、MX-30の前部構造に関する特許を取得
特許7388121 車両の前部構造
この発明は、バンパフェースの上部寄り側の内部に前方斜め上方からの荷重を吸収する衝撃吸収部材が備わる車両の前部構造に関するものである。
- 課題
バンパビームを支持部としてフロントグリル直下に加わる衝撃荷重を低減させることができる車両の前部構造の提供を目的とする。 - 解決手段
バンパフェースの上部寄り側の内部に前方斜め上方からの荷重を吸収する衝撃吸収部材と、上記バンパフェースの後方に車幅方向に延びるバンパビームが備わる車両の前部構造であって、上記衝撃吸収部材は、上記バンパフェースのフロントグリル下方の内部に配設されており、該衝撃吸収部材は、荷重を受ける荷重受け部と、上記バンパビームに対して前方に離間して設けられ、上記衝撃吸収部材の後退時に上記荷重受け部に対して後方下方に位置する上記バンパビームの上端エッジ部に係止される係止部と、上記荷重受け部と上記係止部とをつなぐ連結部と、を備え、上記連結部には、前方上方からの荷重に対する変形促進部が形成されたものである。
特許7388121 | 知財ポータル「IP Force」(車両の前部構造)
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一台の車両を開発するには、いったいどのくらいの特許(発明)が必要になるのでしょう。仮にAIに設計させるにしても、その最初の条件設定はこれまでの実績や経験から出来上がった基準が元になるとは言え、さらに、新しいことが必ず出てくるのでしょうから…閃くことができるかできないかは、とても重要なことのように思います(何言ってるんだ?!)。