マツダは、ワイパーアームがロックバック状態であってもワイパー格納動作の際にワイパーブレードの倒れ込みによるウインドシールドの損傷を防止することが可能なワイパー制御方法およびワイパー制御装置の特許を取得しています。
マツダ、ワイパー制御方法およびワイパー制御装置の特許を取得
特許7380484 ワイパ制御方法、およびワイパ制御装置
- 課題
ワイパアームがロックバック状態であってもワイパ格納動作の際にワイパブレードの倒れ込みによるウインドシールドの損傷を防止することが可能なワイパ制御方法およびワイパ制御装置を提供することを目的とする。 - 解決手段
本発明のワイパ制御方法は、車両のウインドシールドを拭くワイパブレード、および前記ワイパブレードが取り付けられ、所定のピボット軸を揺動中心として前記ウインドシールドの表面に沿って前記ワイパブレードとともに揺動可能なワイパアームを備えたワイパと、前記ワイパを前記ウインドシールドの表面に沿って所定の上反転位置と下反転位置との間で往復揺動させる駆動部とを備え、前記ワイパアームが前記ワイパブレードを前記ウインドシールドに接触させる基本位置から前記ワイパブレードを前記ウインドシールドから立ち上げて離間させる退避位置へ移動するロックバックが可能で、且つ、前記下反転位置より下方であってエンジンフードの後端と前記ウインドシールドとの間に位置する所定の格納位置に前記ワイパを格納することが可能な構成を有するワイパ装置におけるワイパ制御方法であって、前記ワイパを前記格納位置に格納する格納動作中において、前記ワイパアームを前記下反転位置へ向けて下方へ揺動させているときに、前記ワイパアームが前記格納位置よりも上方位置で、かつ、前記ワイパアームが前記退避位置に位置している場合に、前記ウインドシールドに倒れ込んで前記基本位置に復帰することが可能な所定の一時停止位置に、前記ワイパアームを所定時間停止させ、前記所定時間経過後に前記ワイパアームを前記格納位置まで揺動させ、前記一時停止位置は、前記退避位置にある前記ワイパアームが前記格納位置へ向けて揺動する際に前記ワイパアームが前記エンジンフードの後端と接触状態となる位置から下方の所定範囲にあることを特徴とする。
特許7380484 | 知財ポータル「IP Force」(ワイパ制御方法、およびワイパ制御装置)
第7世代のワイパーアームのサービスポジション(ロックモード)にする方法を説明した記事です。そういう時季になりましたね。

[動画]加マツダ、Mazda3のワイパーの立て方を説明
カナダマツダは、Mazda3のワイパーの立て方(ロックモードの使い方)を説明する動画を公開しています。雪国らしいです。