マツダデザイン本部長である中山氏が、インタビューの中で次期ロータリースポーツカーについて話しています。
マツダ中山氏「個人的にはRX-XXは作らなければいけないと思っている」
さすが、デザイン本部長です。全社的な課題、挑戦を仕込んできますね。
まさにその一つの方向に向けるための“北極星”がこのアイコニックSPです。デザイナーだけでなく、設計者はこのデザインの中に収めるようにレイアウトしなければいけないですし、その状態で衝突安全もクリアしなければいけない。工場の人たちもこのボディどうやって鉄板でプレスするのかを挑戦してもらいたい。
話の流れからもICONOC SPは、やっぱり次期ロータリースポーツカーを目指しているものだと…
もうひとつこのモデルでこだわったのは太いBピラーの上に継ぎ目がないことで、これはマツダのDNA。『コスモスポーツ』、RX-7の3代ともルーフパネルと横のキャブサイドのパネルを溶接して、その後、サンディングして継ぎ目を隠しているんです。
そして、インタビュアーの「中山さんといえばロードスターのイメージが強いので、今回クローズドを作ったのは意外でした。」という問いに対して、
それは個人的にはRX-XXは作らなければいけないと思っているからです。
と話しています。なかなか頼もしいです。先代のデザイン本部長も同様のことを言っていたように思います。
2015年にRX-VISIONが発表されて、おおっ!と思ってから8年間、こつこつ開発が続いてきて、ようやく色々なピースが揃ってきたように思えます。なによりも肝心のロータリーエンジンが再デビューしましたからね!
“D”で終わらせるわけにはいかない、デザイン本部長自らが哲学を語るマツダ アイコニックSP…ジャパンモビリティショー2023 | レスポンス(Response.jp)
アイコンとは:偶像。あこがれや崇拝の的となるもの。また、象徴的なもの。