MAZDA ICONIC SPと特許と…実現可能性

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MAZDA ICONIC SPと特許と...実現可能性

各メディアの取材などにより、マツダが公式に明らかにした概要やスペック以外のことも少し分かってきました。また、量産に向けた裏付けを特許に見ることもできます。

MAZDA ICONIC SPと特許と…実現可能性

MAZDA ICONIC SPについて分かったこと

MAZDA ICONIC SPに関わる記事になるべく目を通そうとは思っていますが、当然限界はあるので…そこは大目に見て…。

The MAZDA ICONIC SP, compact sports car concept

さて、マツダが、ニュースリリースに追加した動画は、その当事者である日本のマツダの公式チャンネルには登場せず、海外マツダのチャンネルにアップされています。

Mazda Motor Corporation unveiled the MAZDA ICONIC SP, a new concept car for the first time at Japan Mobility Show 2023.

VIOLA REDについて

モーターファンには、車名の「SP」についてや、ビオラレッドについて書かれています。この塗装の手間を量産に移行できるのでしょうか…。

ボディカラーのビオラレッド(VIOLA RED)は、プランビューのグラマラスさと楽器のビオラからきている。ホワイトの上にクリアな赤を27回(!)も重ね塗りして、深みのある赤を出している。実物の赤の美しさは特筆モノだ。

MAZDA ICONIC SP | 2ローターロータリーEVシステム採用の美しいスポーツカーでわかっていること【ジャパンモビリティショー2023】 | Motor-Fan[モーターファン]

タイヤサイズは

AUTOCAR JAPANには、タイヤサイズが載っていました。写真だとブリジストン製とは分かるのですが、流石にサイズは…。現実的なサイズで良いですね。

ベルトラインを下げてボディの厚みをおさえたり、タイヤは前後とも235/35R19サイズと必要以上に大きくしないなど、バランスのとれたデザインの美しさを追求している。

(2ページ目)マツダの展示車が、ひときわ目立つワケ 個性派ばかりのジャパン・モビリティショーで「美」の本筋 – AUTOCAR JAPAN

量産型はシングルローター?

中国新聞の記事で、毛籠社長がICONIC SPについて話している部分ですが、コンセプト車だからという点が引っかかります。それでも、きっとバッテリー搭載量は少ないので発電する場面は多くなるので、高出力に対応するには2ローター化に流れるような気もしますが…どうでしょう?

「私はサーキットで走りたい」と乗車を心待ちにする。発電用REのパワーを上げるため、回転するおむすび形のローターを市販車より多い二つにしたと明かした。「コンセプト車だから許したが、車重ももっと削ってほしい」と注文。市販化には「皆さんから支持を得られるか。環境面の規制への対応などもある」とした。

マツダ、発電用ロータリーエンジン搭載の軽量スポーツカーのモビリティショー出展の狙いは 毛籠社長に聞く | 中国新聞デジタル

特許とのつながり

バッテリーの配置

上述したAUTOCAR JAPANの記事には、バッテリー搭載位置に触れています。

パワートレインには水素などさまざまな燃料を燃やせる拡張性の高いロータリーエンジン(2ローター)をフロントミドシップの形で搭載し、これで発電した電気をセンタートンネル部のバッテリーに蓄え、リアに搭載したモーターで後輪を駆動する「ロータリーEV」システムを採用している。

車の形状も含めてドンピシャな特許が合ったように思うのですが、ちょっと見つけられなかったので、類似の特許になりますが、ピックアップしました。

[特許]マツダ、レンジエクステンダーEVの排気構造の特許を出願
マツダは、レンジエクステンダー用エンジンの排気装置のレイアウトなどに関して特許を出願しています。
[特許]マツダ、PHVの電源装置と駆動装置の特許を出願
マツダは、重量バランスに考慮したPHVの電源装置など電動車の構造に関した特許を出願しています。

まぁ、こんな感じでバッテリーを積むなら、あまり容量を増やせないように見えます。

そもそも2ドアスポーツカーとしての特許

マツダは、これまで数多くの2ドアスポーツカーを想定した特許を出願・取得してきました。2021年時点とちょっと古いのですが、当時にまとめた記事でもこれだけの特許があります。この時は、RX-VISIONを実現するには?!という目線で見ています。

マツダ、2ドアスポーツカーを粛々と開発中
これまで明らかになっている特許からも、マツダは、スペースフレーム構造を持つ2ドアスポーツカーの開発を進めています。ただし、現実になるかは別です。

この一連の特許には、説明図に外観に触れているものがあります。それらを見ると、ICONIC SPより少し大きいボディサイズを想定していたのでは?と見えます。

特開2021-112926 車両の後部車体構造

特開2021-104783 車両の後部車体構造

ボディを構成するスペースフレーム

アルミ製スペースフレームで構成されるボディは、ビジョンスタディの動画でもチラ見せされていました。

まったく同じではないですが、次の特許がそれっぽさがり、参考になると思います。

[特許]マツダ、スペースフレーム構造を持つ車体構造に関する特許を取得
マツダは、2018年に出願していたスペースフレーム構造を持つ車体構造に関する特許を取得しています。

他にもスペースフレームを使った車体構造に関する特許は数多くあります。

マツダのスポーツカーと出願特許
モーターマガジンの記事から火が点いたのでしょうか?マツダの特許とRX-9を結びつけるメディアが多く見られますね。

スワンウィングドア


スワンドアとも。ガルウィングドアぽさもありますが、要は、縁石と干渉しないようにドアを開くと斜め上に開く機構です。これは2018年に特許を取得しています(取得の記事はないです)。

[特許]マツダ、国内では「自動車のドア支持構造」を出願
マツダは、国内でもいわゆる「スワンウィングドア」の特許を「自動車のドア支持構造」として出願しています。

もちろんロータリーエンジンも

2ローターを想定している特許もあります。

[特許]マツダ、ロータリーエンジンの熱効率に関する特許を取得
マツダは、ロータリーエンジンの熱効率の改善を図る特許を取得しています。
[特許]マツダ、ロータリーエンジンの構造に関する特許を取得
マツダは、燃費改善を図りつつ低負荷運転領域等の燃焼安定性を向上可能なロータリーエンジンに関する特許を取得しています。

電動車両向けロータリーエンジンの制御装置の特許もあります。

[特許]マツダ、電動車両向けロータリーエンジンの制御装置の特許を出願
マツダは、発電機用として電動車両に使用するロータリーエンジンの制御装置の特許を出願しています。

雑感

技術的な検討はかなり進んでいて、最終的なGOサインが出れば…RX-VISIONの時よりも実現可能性がかなり高いのではないでしょうか。やはり、MX-30 R-EVを発売出来たことが大きかったと思います。

ところで、ICONIC SPを量産(市販)するときの車名はどうするのでしょう? ロータリーエンジンを載せていても、それを直接駆動には使っていません。それなのにRXを名乗るはちょっと…と思わなくもないです。では、MXにします? 既にMX-30 R-EVを出ていますし。

RX-9 R-EV? MX-6 R-EV? (笑)

RX-9を名乗るなら、このようなシステムだと思います。

[特許]マツダ、ロータリーハイブリッドAWDスポーツカーに関する特許を出願
マツダは、ロータリーエンジンで直接後輪を駆動できるハイブリッド車の特許を出願しています。インホイールモーターで前輪を駆動するAWDスポーツカーを想定しているようです。
マツダ
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コメント

  1. ヒーユンジ より:

    今の時代、思い切った策も必要なのかもしれません。使用燃料が何になるかわかりませんが、市販化しても良いのでは!名前はRXともMXとも違う、新世代スペシャルティカーとして”マツダUX-23″とか。UXのUは、ウルトラを意味し23は発売された年を表すもので、2025年発売であればマツダUX-25とかいう風に!

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