[特許]マツダ、2モーターを採用する電動車両の車体構造に関する特許を出願

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マツダは、2モーターを採用する電動車両の衝突安全性についての車体構造に関する特許を出願しています。

マツダ、2モーターを採用する電動車両の車体構造に関する特許を出願

特開2023-122908 車体前部構造

本開示は、例えば電動車両の車体前部構造に関する。

  • 課題
    オフセット衝突を前提とした場合には、特許文献1のように前側へ行くほど車幅方向外側に位置するように傾斜した左パイプフレーム及び右パイプフレームを設けておけば、各パイプフレームの延びる方向と衝撃荷重の入力方向とが概ね一致することになるので衝撃荷重を効率的に吸収できるものと考えられる。

    ところが、衝突安全性を高めるためには、オフセット衝突のみならず、正面衝突時の衝撃荷重も十分に吸収する必要がある。正面衝突時には、車両の前後方向に延びる中心線に概ね沿うように衝撃荷重が入力することになるが、特許文献1では、左パイプフレーム及び右パイプフレームが車幅方向外側に向けて傾斜しているので、衝撃荷重が入力し始めた衝突初期段階で両パイプフレームが車幅方向外側へ倒れ込むように変形してしまい、その後に大きく立ち上がる衝撃荷重の吸収が困難になる懸念があった。

    本開示は、かかる点に鑑みたものであり、その目的とするところは、正面衝突及びオフセット衝突の両方で衝撃荷重を十分に吸収可能にすることにある。

  • 解決手段
    上記目的を達成するために、本開示の第1の態様では、走行用モータを備えるとともに、当該走行用モータに電力を供給するバッテリが収容されたバッテリケースがフロアパネルの下方に配設された電動車両の車体前部構造を前提とすることができる。車体前部構造は、前記バッテリケースの前部に設けられ、車幅方向に延びる前側バッテリフレームと、前記前側バッテリフレームから車両前方へ向かって前方へ行くほど車幅方向外側に位置するように延びる左右一対のサイドフレームと、前記前側バッテリフレームに取り付けられるとともに左の前記サイドフレームの車幅方向外側に配置され、当該サイドフレームを車幅方向外側から支持する左側支持部と、前記前側バッテリフレームに取り付けられるとともに右の前記サイドフレームの車幅方向外側に配置され、当該サイドフレームを車幅方向外側から支持する右側支持部とを備えている。

マツダ、2モーターを採用する電動車両の車体構造に関する特許を出願

マツダ、2モーターを採用する電動車両の車体構造に関する特許を出願

マツダ、2モーターを採用する電動車両の車体構造に関する特許を出願

マツダ、2モーターを採用する電動車両の車体構造に関する特許を出願

特開2023-122908 | 知財ポータル「IP Force」(車体前部構造)

 
注目するのは、マツダの電動化戦略と2030年までのスケジュールの説明があった際に使われた画像にも前後に2つのモーターを載せる車両のイラストを使っていました。この点が今回の特許に共通しています。
駆動についての特許ではないですが、こうした共通点をチラッとでも見ることができると、なんだかホッとします。マツダの電動車両についての総輪駆動技術ってあまり公開されていないように思うからです。もっとも、こちらの方は、新しく作った会社が担うのでしょうかね。

マツダ
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