中国新聞の記事によると、マツダは、CX-4とMazda6の生産を終了し、中国市場での電動車へのリソース集中を進めます。
マツダ、中国専売車CX-4の生産を終了、電動車にリソース集中へ
CX-4とMazda6の人気低迷とリソース集中のための決断
マツダは、中国の一汽乗用車との生産委託契約を7月に終了したと発表しました。長春市の工場で生産していたCX-4とMazda6の人気が低迷しており、中国市場の動向や商品ラインアップを考慮した結果です。これにより、マツダの中国の生産拠点は南京市の長安マツダ汽車の工場のみとなります。2車種の生産は引き継がず、在庫がなくなったら販売も終了する予定です。
中国市場では、電動車に対する需要が高まっており、マツダもこの市場のトレンドに合わせて戦略を見直しています。長安マツダ汽車の工場は現在、Mazda3、CX-5、CX-30、CX-50を生産していますが、今後は特にEVへの対応を強化していく予定です。また、販売網の再編も進め、中国市場での巻き返しを図るとしています。中国では、今秋にCX-50のハイブリッドモデルを発売するほか、2024年以降も新型プラグインハイブリッド車やEVを順次売り出す計画です。
マツダ、中国の長春市での生産委託終了 生産する車種が人気低迷 | 中国新聞デジタル

マツダ、2027年頃から専用車台の電気自動車を導入する計画
マツダ毛籠社長は、取材の中で専用台車の電気自動車の導入は2027年頃になると話しています。

マツダ、CX-90も中国で2023年後半に発売
中国新聞によると、マツダは、中国でもCX-90を2023年後半に発売するとのことです。また、CX-50は2023年前半に発売するそうです。

長安マツダ、CX-30 EVを2021年9月26日発売(更新)
長安マツダは、航続距離450kmとなるCX-30 EVを2021年9月26日発売するそうです。価格は日本円で約270万円からとのことです。
コメント
デザインやパッケージングも含めてグローバル展開出来ないのが勿体ない車でしたね
CX-5はライバルの中では全長が短く、それはそれでオーバーハングの短さがスタイルの良さに繋がっているとは思いますが、4.6〜4.7m級のライバルのユーティリティにはやはり後塵を拝していたわけで
CX-4はそこを埋めるMAZDAにないサイズ感と全高の低いワゴン調のクロスオーバーとして十分差別化出来ると思っていたんですが…
いきなりCX-40とかになってCX-50のナロー版として展開したりしないですかね
CX-30のアニキ分としてもMAZDA6ワゴンクロスオーバーとしても面白いはず