マツダは、電動化車両のオイルや駆動モーター、車体構造などに関する特許を数多く出願しています。
マツダ、電動化車両についての大量の特許を出願
特開2023-92617 電動車両の前部構造
- 課題
前方衝突時のサブフレームのエネルギー吸収の阻害と駆動モータへの大荷重の入力を抑制する。 - 解決手段
少なくとも前後方向に延び、車幅方向両側に配置されるボデーサイドフレーム31と、ボデーサイドフレームの下部に締結され、前後方向に延びるサイドメンバ34aを有するサブフレーム34と、サブフレームの内側に形成されるパワーユニットルーム2と、パワーユニットルーム内に配設され、サイドメンバに面する側壁部12を有し、駆動モータ5を収容するモータハウジング5aと、を備え、モータハウジングは、側壁部の下部がサイドメンバに隣接するように配設され、側壁部の下方には、車両の衝突時、パワーユニットルームへ向けて折れ曲がったサイドメンバに当接するとともにサイドメンバをモータハウジングの下方へガイドする傾斜面部14が形成されている。
特開2023-92617 | 知財ポータル「IP Force」(電動車両の前部構造)
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いずれの発明にも以下の図が使われているので、共通のシステムについてのものだと推測されますが…。
これは、ロータリーエンジンを発電機に使ったPHEVに関するものですかね。
欧州向けのMX-30 R-EVの生産が始まっていますが、メディア向け試乗会なんて行われているのでしょうか。こういった技術的なお披露目が最近減っている or 開催が遅いような気がします…。