マツダ車でフルモデルチェンジがなかなか行われない車種がありますよね。モデルチェンジの間隔が空いているメリット・デメリットを今一度考えてみます。
車のモデルチェンジの間隔が空いた場合のメリット・デメリット
Free PlanのChatGPTを使っているので、中身はちょっと前のものかもしれないですが、一般論としては、外れたことを言っていないように思いますので、そのまま載せてます(他力本願!)。
現行車種のモデルチェンジ間隔
本題に入る前に、マツダのモデルチェンジの間隔はと言うと…
- Mazda2:2019年9月発売〜2023年3月大幅改良(ただし、ベースとなるデミオは2014年9月発売)|8年
- Mazda3:2019年5月発売〜2023年6月一部改良(これまで大幅改良は実施されず)|4年
- Mazda6:2019年8月発売〜2022年12月一部改良(ただし、ベースとなるアテンザは2012年11月発売)|10年
- CX-3:2015年2月発売〜2018年5月大幅改良(2021年11月一部改良)|8年
- CX-30:2019年10月発売〜2022年8月一部改良(これまで大幅改良は実施されず)|3年
- MX-30(HEVモデル):2020年10月発売〜2022年11月一部改良|2年
- CX-5:2017年2月発売〜2021年12月大幅改良〜2022年11月一部改良|6年
- CX-8:2017年12月発売〜2022年12月大幅改良|5年
- CX-60:2022年9月発売〜
- ROADSTER/RF:2015年5月発売〜2022年12月一部改良|8年
* ROADSTERのフルモデルチェンジは、10年周期なので特に問題なしです(?)
フルモデルチェンジの間隔として一般的なのは5年以内くらいでしょうか。それを超えている車種が4つあります(ROADSTERを除く)。ROADSTERを除く9車種中4つ(44.4%)というのは多いと思います。
10車種中、第7世代に以降できているのが、Mazda3、CX-30、MX-30、CX-60しかないですからね。これ以外のMazda2、Mazda6、CX-3、CX-5、CX-8、ROADSTERは基本が第6世代です。
* 第6世代の車も商品改良のタイミングで第7世代の技術を取り入れる努力はなされています。
車のモデルチェンジの間隔が空いた場合のメリット
- 製造コストの削減:モデルチェンジには開発費や生産ラインの改修などの費用がかかります。間隔が空いた場合、これらの費用を削減することができます。
- ブランドの安定性:一部の消費者は、車のモデルチェンジが頻繁に行われるとブランドの安定性に疑問を抱くことがあります。間隔が空いたモデルチェンジでは、ブランドの安定性や信頼性をアピールすることができます。
- 長期展開の計画性:モデルチェンジの間隔を長めに設定することで、長期的な製品展開の計画を立てることができます。これにより、需要の変動や市場のトレンドをより的確に予測し、製品の開発やマーケティング戦略を調整することが可能です。
- 車の所有者への安心感:車のモデルチェンジが頻繁に行われると、新しいモデルが発売されるたびに古いモデルが旧型扱いになるため、所有者は短期間で陳腐化する車を所有していると感じることがあります。間隔が空いたモデルチェンジでは、所有者はより長い期間新しいモデルを所有していると感じることができます。
車のモデルチェンジの間隔が空いた場合のデメリット
- 技術の進歩に追いつけない:自動車産業は急速に進化しており、新しいテクノロジーや安全性能の改良が頻繁に行われています。モデルチェンジの間隔が長い場合、古い技術や機能が受け継がれ、競合他社との差別化が難しくなる可能性があります。
- 消費者の需要変化に対応しづらい:市場の需要やトレンドは絶えず変化しています。間隔が空いたモデルチェンジでは、需要の変化に対応するための柔軟性が低下し、競争力を失う可能性があります。
- 競合他社との差別化が困難:自動車市場は競争が激しいため、他のメーカーとの差別化が重要です。間隔が空いたモデルチェンジでは、競合他社が既に進化した新しいモデルを投入している可能性があり、競争力を失う恐れがあります。
- マーケティング効果の減退:新しいモデルの発表は、消費者の関心を高めるための重要なイベントです。間隔が空いたモデルチェンジでは、マーケティング効果が減退し、消費者の関心を失う可能性があります。
モデルチェンジに関しての雑感
マツダだって、この件に関してのメリット・デメリットは重々承知の上での施策なのでしょうから、あとは、それをユーザーがどう受け止めるかでしょう。
この記事を書くきっかけになったのは、マツダの第7世代のデザインが全然増えないからです。そして、そうこうしている内に他社が新しいデザインに以降や統一が進んでいるように見えるからです。相対的にマツダ車が古く見える上、最新技術から取り残されているようにさえ映ります。
一番気になるのが、RX-VISIONのヘッドライト周りのデザインからインスパイアされたようなデザインが巷に増えていることでです(笑?)。
e-SKYACTIV Xのように、フルモデルチェンジでしか取り入れることのできない技術があるのも確かです。こうしてモデルチェンジの間隔が空いていることが、4気筒「X」が増えない原因にもなっているかもしれないです(原因は他にもイロイロありそうですけどね)。
そして、マツダからの情報発信の機会が、ずいぶんと減っているようにも思えます。コロナ禍でゴタゴタしてしまったとは言え、他社比でも少なく思います。これは、まさに「マーケティング効果の減退」にも繋がっているようです。マツダの将来ビジョンに関しても、具体的な情報がなかなか追加されないですよね。6月27日に予定される株主総会でどんな質問が出てくるのか。