2026年からルマンで水素を燃料とする車両が参戦できるようになります。マツダが持つ「水素ロータリーエンジン」の技術を活かせます!
水素ロータリーエンジンでルマン参戦が可能に
2026年からル・マンの最高峰となるハイパーカークラスで、燃料電池車や水素エンジン車など、水素活用車両の参戦を認める
スーパー耐久第2戦に合わせて行われた記者会見の席上でACOフランス西部自動車クラブの会長が話したそうです。
これを受けた質問などを含め、マツダ次期社長である毛籠氏は次のように話しています。
「ロータリーエンジンは“雑食性”で、水素を燃やしたこともあります。でもそれは15年も前の話ですので、今すぐどうこうではありませんが、その可能性の扉を開けていただいたことを前向きに受け止め、今後のことを考えていきたいと思います。今日はこれくらいにしておいてください(笑)」
「我々にとっては本当に特別な場所です。我々はあきらめの悪い会社ですので、今後もいろいろなかたちで関わっていきたいですし、いつかル・マンのサルト・サーキットで、“昔のクルマ”ではなく、“将来のクルマ”で走る日を夢見て、足元からしっかりとやっていきたいです。まずはこのスーパー耐久をしっかりと盛り上げていくことにフォーカスして、前に繋げていきたいと思っています」
と、話したそうです。
e-SKYACTIV R-EVの派生でも何でもいいですから、本当に“将来のクルマ”を形にして戻ってきてほしいと思います。最近のマツダは、水素から少し遠のいていて、トヨタが積極的に技術開発やレース参戦しています。マツダは、ラージ商品群もすべてデビューさせたら、BEV以外にも手を付けられるのかな?
2025年以降の動きに大注目です。
マツダ毛籠次期社長がル・マンへの思いを語る「特別な場所。将来のクルマで走る日を夢見ていきたい」 | ル・マン/WEC | autosport web