マツダは、スペースフレーム構造を採用した2ドアスポーツカーの後部車体構造の特許を取得しています。
マツダ、2ドアスポーツカーの後部車体構造の特許を取得
特許7279649 車両の後部車体構造
- 課題
リヤサスペンションの支持剛性を高め、結果として操縦安定性の向上を図ることができる車両の後部車体構造の提供を目的とする。 - 解決手段
この発明は、リヤサスペンションのロアアームを支持するロアアーム支持部が設けられたリヤサイドハウジングと、該リヤサイドハウジングよりも車両前方に配設された車体底面部の両サイドにおいて車両前後方向に延びるサイドシルと、車両上下方向に延びるとともに下部が上記サイドシルに結合されるピラーと、上記車体底面部の車幅方向中央部において、該車体底面部から車両上方に膨出して車両前後方向に延びるフロアトンネルと、を備えた車両の後部車体構造であって、上記サイドシルおよび上記ピラーから成る結合体の後端下部と上記ロアアーム支持部とを連結するように延びるとともに、延在方向に沿って閉断面空間が内部に構成された第1フレームと、上記フロアトンネルの後端下部と上記ロアアーム支持部とを連結するように延びるとともに、延在方向に沿って閉断面部が構成された第2フレームと、上記フロアトンネルの後端上部と上記ロアアーム支持部とを連結するように延びるとともに、延在方向に沿って閉断面部が構成された第3フレームとを備えたものである。
この発明の実施形態として、次のように説明しています。
本実施形態の車両は、押出成形されたアルミ合金製の複数のフレームを連結して車体骨格をなす、所謂、スペースフレーム構造を採用するとともに、側方ドアが2ドアタイプのセンターピラーレス構造を採用したスポーツカーである。
特許7279649 | 知財ポータル「IP Force」(車両の後部車体構造)
今回の発明と同時期に出願していた関連する特許は、まだ、取得できていないようです。

[特許]マツダ、2ドアスポーツカーを想定した後部車体構造に関する特許を複数出願
マツダは、2ドアスポーツカーを想定していると思われる特許を複数出願しています。いずれも車両の後部車体構造に関するものになっています。
ラージ商品群とCX-50で、スポーツカー開発のためのお金をどんどん稼がないと!ですね。