マツダは、シリーズハイブリッド車のサブタンク配設構造に関する特許を出願しています。MX-30 e-SKYACTIV R-EVが想定されているようです。
マツダ、シリーズハイブリッド車のサブタンク配設構造に関する特許を出願
特開2023-53510 車両のサブタンク配設構造
ここに開示された技術は、車両のサブタンク配設構造に関する技術分野に属する。
- 課題
車両前部にサブタンクを配設する際に、その配設構造を簡易かつ出来る限りコンパクトにする。 - 解決手段
制御ユニット20は、上側から見て、一部が駆動ユニットハウジング100の車両前側の部分と重複しかつ残部が該一部よりも車両後側で駆動ユニットハウジング100と重複するように、電気駆動ユニット10の上部に配設されており、制御ユニット20の一部の車両側方でかつ制御ユニット20の残部の車両前側には、上側から見て、駆動ユニットハウジング100の一部が露出した露出領域が形成されており、サブタンク40は、制御ユニット冷却用ラジエータ32の車両後側において、露出領域に制御ユニット20と車幅方向及び車両前後方向に相隣接して配設されている。
特開2023-53510 | 知財ポータル「IP Force」(車両のサブタンク配設構造)
ちなみに、この発明を実施するための形態して次のように考えられています。エンジンの形式についての言及は無さそうです。
車両1は、シリーズハイブリッド車両であって、電力を利用して車両1を駆動するための電気駆動ユニット10と発電用のエンジンEとからなるパワーユニットPを備える。電気駆動ユニット10は、駆動モータ11と、駆動モータ11からの動力を変速する減速機12と、駆動モータ11を駆動させる電力を生成する発電機13とを有する。エンジンEは、主に発電機13を駆動させて発電するために利用され、車両1を走行させるための動力は駆動モータ11により生成される。駆動モータ11により生成された動力は、減速機12により変速された後、デファレンシャル装置6を介して、駆動輪7(ここでは前輪)に伝達される。