マツダCX-60の順位が下がり、CX-5がそれを追い越しています。燃料別を見ると思いの外、HEVとPHEVの登録台数が伸びていません。
2023年3月マツダ車新車乗用車販売台数ランキング
2023年3月マツダ車販売台数(乗用車の一部)
CX-60 〈2,000台〉 |
CX-8 〈1,200台〉 |
Mazda6 〈1,000台〉 |
CX-5 〈2,400台〉 |
Mazda3 〈2,000台〉 |
CX-30 〈2,500台〉 |
CX-3 〈2,000台〉 |
Mazda2 〈3,500台〉 |
MX-30 〈1,000台〉 |
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1月 | 3,023[21] | 1,238[39] | 201[ – ] | 1,428[37] | 1,295[38] | 1,636[30] | 804[45] | 2,004[26] | 87[ – ] |
2月 | 4,375[19] | 781[47] | 246[ – ] | 1,209[40] | 1,380[35] | 2,215[27] | 656[ – ] | 1,629[31] | 121[ – ] |
3月 | 4,313[25] | 2,565[31] | 4,384[24] | 1,754[40] | 2,467[32] | 2,685[29] | |||
4月 | |||||||||
5月 | |||||||||
6月 | |||||||||
7月 | |||||||||
8月 | |||||||||
9月 | |||||||||
10月 | |||||||||
11月 | |||||||||
12月 | |||||||||
3月 | CX-60 | CX-8 | Mazda6 | CX-5 | Mazda3 | CX-30 | CX-3 | Mazda2 | MX-30 |
合計 | 11,711 | 4,584 | 447 | 7,021 | 4,429 | 6,318 | 1,460 | 6,318 | 205 |
平均 | 3,904 | 1,528 | 224 | 2,340 | 1,476 | 2,106 | 730 | 2,106 | 103 |
決算月にしては、全体に思ったより売れていないような印象です。ただ、ブランドとしてみると前年比108.3%と増えてはいますが、普通車が113.6%、小型車が90.1%と商品改良したばかりのMazda2が売れていないのが足を引っ張っています。
普通車の中で足を引っ張っているのが、Mazda3です。同61.5%とがっつり減っています。商品改良のタイミングが悪いですよね。この他は、CX-30で同115.7%、CX-8で同115.4%とプラス。CX-5は同82.1%ですが、CX-60が追加になっていると考えると、まぁまぁです。
CX-60が順位を下げる。もしかして、純ガソリンと純ディーゼルが人気上昇中?
今月を見る限りでは、CX-8とはあまりカニバラず、CX-5とは少しカニバっているように思います。そして後述しますが、総販売台数が先月をあまり違いはないですが、PHEVやHEVが増えてはいません。むしろ減っています。XD-HYBRIDやPHEVの需要が一息つき、純ガソリンや純ディーゼルの割合が増えてきているようです。先行してMHEVやPHEVを発売したので、こうした流れになるのは特別なことではないのでしょう。グレードの販売割合がどのように落ち着くのかに注目ですね。
乗用車ブランド通称名別順位 | 統計データ | 一般社団法人日本自動車販売協会連合会
燃料別販売台数
「燃料別販売台数」を統計が発表されるのに合わせて、ランキングと一緒に追っかけていきます。注目点は、HEVとPHEVの動向(電動化の推移)です。おまけでEVって感じです。
ガソリンの増え方が急なので驚きました。率にして2.8ポイント増加です。その分ディーゼルが0.3ポイント、HEVが2.0ポイント、PHEVが0.5ポイント減少しています。
数字の変化には、販売台数からしてもCX-60の数字が大きく影響しているのでしょうから、どのような価格帯にどんな電動化技術を採用するかなど、CX-80の売り方の参考になっていることでしょう。