マツダの「運転者の体調を見守り安全を支えるドライバー異常時対応システム」が、第55回 市村産業賞 功績賞を受賞しました。
マツダ、ドライバー異常時対応システムが第55回 市村産業賞 功績賞を受賞
マツダ株式会社(以下、マツダ)は、第55回市村賞(主催:公益財団法人市村清新技術財団)において、同社の先進安全技術「ドライバー異常時対応システム(DEA)」が「市村産業賞 功績賞」を受賞したことを、本日公表しました。
今回、マツダが受賞した「市村産業賞 功績賞」は、優れた国産技術を開発することで、産業分野の発展に貢献・功績のあった技術開発者を対象としており、受賞対象開発テーマであるドライバー異常時対応システムは、クルマが運転者の体調を見守り、安全を支える技術です。
受賞概要
- 賞:市村産業賞 功績賞
- 開発テーマ:運転者の体調を見守り安全を支えるドライバー異常時対応システム
- 技術開発者:栃岡孝宏、中島康宏、岡野英紀
- 推薦:日本自動車工業会
市村産業賞は、関係機関に推薦を依頼するところからのスタートになるんですね。そして、功績賞では賞金500万円を授与されます。市村産業賞では、マツダの他にクラレ、トヨタと神戸製鋼が功績賞を、ダイハツ、日本製鉄、日産自動車が貢献賞(賞金300万円)を受賞しています。
ドライバー異常時対応システム(Driver Emergency Assist)
マツダは、事故を誘発したドライバーの発作や疾患の症例を分析、人体や脳のメカニズムを理解・モデル化することで、意識喪失などの体調変化を高精度に検知することを可能にしました。DEAは、一般道においても迅速なドライバー異常の自動検知から車両の減速停止ならびにヘルプネット自動接続による緊急通報を行うことで、早期のドライバー救命とともに、周囲の歩行者や車両への被害軽減を図るシステムです。
MAZDA NEWSROOMマツダ、ドライバー異常時対応システムが「市村産業賞 功績賞」を受賞|ニュースリリース
マツダ、CX-60がドライバー異常時対応システムに関して型式指定を日本で初めて取得
マツダは、CX-60がドライバー異常時対応システムに関して改正保安基準に適合するものとして日本で初めて型式指定を取得したと発表しています。