マツダは、電気自動車の長航続距離化に否定的?

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マツダは、電気自動車の長航続距離化に否定的?

北米マツダCEOであるガイトン氏が、マツダは、長距離を走ることができる電気自動車には否定的と受け取れる話をメディア向けにしています。

マツダは、電気自動車の長航続距離化に否定的?

Guyton told Green Car Reports at the 2024 Mazda CX-90 reveal that while electric vehicle buyers today are looking for 300 miles of range, the future’s not ever-longer range. Consumers will find they don’t really need even that much, he said.

Second-time BEV owners will learn, evolve, and shift their priorities and needs based on experience, Guyton thinks. As charging infrastructure develops, people’s experiences will develop, charging at home will factor in, and the technology will improve.

ガイトン氏は、2024 Mazda CX-90のお披露目時にGreen Car Reportsに語ったところによると、今日の電気自動車の購入者は300マイル(約483km)の航続距離を求めていますが、将来の航続距離は決して長くはありません。 消費者は、実際にはそれほど必要としないことに気付くだろう、と彼は言った。

2回目のBEV所有者は、経験に基づいて優先順位とニーズを学び、進化し、シフトするだろうとガイトンは考えています。充電インフラストラクチャが発展するにつれて、人々の経験が発展し、家庭での充電が考慮され、技術が向上します。

マツダは依然として、電気自動車の航続距離は、それほど必要はないと考えているようです。MX-30 EVモデルを発表したときの理屈はまだ生き残っていて、大きく更新されていない様子です。

ただ、そうは言ってもMX-30 R-EVを出すわけですから、MX-30 EVモデルの(短い)航続距離は販売面では不利だと思っているんですよね。大きなバッテリーを積むことはサスティナブルではないが、ガソリエンジン(ロータリーエンジン)を使っても大きなバッテリーを積む以上の二酸化炭素は排出しないという理屈なのでしょうか??

電気自動車に限らず、二酸化炭素排出量を減らすことに関しては、将来の技術開発でいくらでも現状最良と思われている事柄が、ひっくり返ると予想できます。2025年に電気自動車専用アーキテクチャを採用した車両に対するマツダの説明が今から楽しみになります。

 
Mazda US boss: Longer-range EVs aren’t the future

コメント

  1. GJ乗り より:

    車の航続距離として求められている数字とEVのそれとではズレてる前提で、MAZDAとしてはシリーズハイブリッドベースのPHEVだから前者の航続距離に応えました、ということなのでしょうね
    ただ個人的には、高速巡航に重きをおいたブランディングをしてきたMAZDAにあってエンジン直結のないシリーズハイブリッドは正直どうなの?と思わないでもないですが
    それも所詮はEVの延長線上であって基本は街乗りですよということなんでしょうか?
    いずれにせよちょっとメッセージとしては曖昧な気がします

  2. ヒーユンジ より:

    捉え方の問題かな?CO2排出量を抑えないといけない、走行距離は延ばさねばならない、電動化をアピールしなければ遅れていると思われる!色々な要件をみたさなないと置いてけぼりをくらって世間から見放されてしまうと言う葛藤もあったのもあるのかと。そう考えるとマツダとしては、ここからが始まりで次なる戦略も当然開発進行中と思われるし、RーEVもまだ隠し玉があるはずなので、静かに見守りたいです。