マツダは、CX-60から採用しているドライバー・パーソナライゼーション・システムに関する特許を複数出願しています。
マツダ、ドライバー・パーソナライゼーション・システムに関する特許を出願
特開2022-185424 体型クラス特定装置および該方法ならびに運転姿勢設定装置および該方法
- 課題
本発明は、複数のクラス(体型クラス)の中から対象者のクラスを自動的に特定できる体型クラス特定装置および体型クラス特定方法、ならびに、これらを備えた運転姿勢設定装置および運転姿勢設定方法を提供する。 - 解決手段
本発明の体型クラス特定装置は、身体における所定の各部位の寸法比率に応じて体型を分類した互いに異なる複数のクラスそれぞれと、前記クラスを特徴付ける複数の所定の特徴量それぞれとを対応付けたクラス特徴量情報を記憶するクラス特徴量情報記憶部41と、前記クラスを特定する対象者の特徴量を取得する特徴量取得部の一例としての第1入力部11、目高さ測定部2および胴長比率処理部32と、前記特徴量取得部で取得した対象者の特徴量に対応するクラスを、クラス特徴量情報記憶部41に記憶されたクラス特徴量情報に基づいて特定するクラス特定部33とを備える。
特開2022-185424 | 知財ポータル「IP Force」(体型クラス特定装置および該方法ならびに運転姿勢設定装置および該方法)
関連特許
- 特開2022-185425 着座姿勢時胴長測定装置および該方法ならびに運転姿勢設定装置および該方法
(本発明の目的は)着座姿勢において、より精度良く胴長(座高)を測定できる着座姿勢時胴長測定装置および着座姿勢時胴長測定方法、ならびに、これら着座姿勢時胴長測定装置および着座姿勢時胴長測定方法を備え、乗員に応じた運転姿勢を実現できるように車両用シートの姿勢をより適切に制御できる運転姿勢設定装置および運転姿勢設定方法を提供することである。 - 特開2022-185426 着座姿勢時目高さ測定装置および該方法ならびに運転姿勢設定装置および該方法
(本発明の目的は)着座姿勢において、いつでも同じように略安定的に目高さを測定できる着座姿勢時目高さ測定装置および着座姿勢時目高さ測定方法、ならびに、これら着座姿勢時目高さ測定装置および着座姿勢時目高さ測定方法を備え、乗員に応じた運転姿勢を実現できるように車両用シートの姿勢をより適切に制御できる運転姿勢設定装置および運転姿勢設定方法を提供することである。
ドライバー・パーソナライゼーション・システム
ドライバー・パーソナライゼーション・システムについて
CX-60の電子取扱説明書から少し引用します。
ドライバー・パーソナライゼーション・システムとは、車内のカメラで運転者を認識し、記憶した運転者の各種設定を自動的に復元するシステムです。
グレードや仕様により、次の2つの機能が追加になります。
グレードや仕様により、次の2つの機能が追加になります。
自動ドライビングポジションガイド
車内にあるカメラの情報と入力した身長から運転者の体格を総合的に判断し、推奨するドライビングポジションに自動調節する機能です。
エントリーアシスト
運転者が乗り降りしやすい状態にシートとステアリングが自動で動く機能です。
このシステムを載せない車種でもマツコネにこの調整方法を表示するだけでも、より良いドライビングポジションに結びつけることができると思うんですよね。その時は、音声対話式にするとスムースに事が運ぶように思います(笑)。
マツダの「理想のドライビングポジション」は事故による負傷リスクを減らす
Autoblogの記事に、「ドライビングポジションの違いにより、交通事故でのリスクは女性の方が高い」というような内容を見つけました。ドライビングポジションと言ったらマツダでしょう、ということで検証してみました。