マツダは、乗用車タイプの電気自動車を想定した車体構造に関した特許を出願しています。
マツダ、乗用車タイプの電気自動車を想定した特許を出願
特開2022-184584 車体構造
本発明は、電気自動車の車体構造に関する。
- 課題
車両前後方向の衝突荷重をバッテリケースに分散して伝達することで、車体を構成している各部材の強度を最適化して車両全体の軽量化を実現する。 - 解決手段
車体構造は、バッテリケース10の車幅方向中央に設けられ、前後方向に延びる中央メンバ26と、バッテリケース10の車幅方向両端部にそれぞれ設けられ、車両前後方向に延びる側方メンバ20、21とバッテリケース10の車両前方で車両前後方向に延びるフレーム部材11とを備えている。フレーム部材11におけるバッテリケース10側は、当該バッテリケース10に対して車幅方向に互いに離間した複数部位で接続されている。
特開2022-184584 | 知財ポータル「IP Force」
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車両前後方向の衝突荷重をバッテリケースの前部に対して直線的に入力させて分散、吸収可能にすることにある。
乗用車タイプの電気自動車も研究しているんですね(少し皮肉混じり)。全長が異なる場合も考慮(検討)してありますね。スケーラブルなんちゃらということでしょうか。
先日、電動化戦略の説明で出てきた画像の車両と類似していますよね。
中型もしくは大型セダンが復活するのは、電気自動車として2025年以降ということになるのかな? 少し希望が出てきた感じ?