[特許]マツダ、FRをベースにしたハイブリッド車の特許を取得

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マツダは、FRをベースにしたハイブリッド車の車両駆動装置に関する特許を取得しています。

マツダ、FRをベースにしたハイブリッド車の特許を取得

特許7170966 車両駆動装置

本発明は、車両駆動装置に関し、特に、内燃機関を使用して車両を駆動する車両駆動装置に関する。

  • 課題
    ギヤ式の手動変速機をベースとして、変速操作が自動化された自動変速機では、変速時において伝達される駆動力が途切れることが避けられないという問題がある。即ち、車両が加速している状態で変速により駆動力が途切れると、一時的に加速度が低下し、乗員には「失速感」が与えられ、車両の乗り心地が悪化する。また、車両が減速し、内燃機関がブレーキとして作用している状態において変速が行われると、一時的に加速度が上昇し、乗員には「空走感」が与えられ、車両の乗り心地が悪化するという問題がある。

    従って、本発明は、有段変速機を使用した車両において、変速時に乗員に与える「失速感」や「空走感」を抑制し、乗り心地を改善することができる車両駆動装置を提供することを目的としている。

  • 解決手段
    上述した課題を解決するために、本発明は、内燃機関を使用して車両を駆動する車両駆動装置であって、車両の主駆動輪を駆動するための駆動力を発生する内燃機関と、この内燃機関の出力軸に接続され、内燃機関の出力軸の回転数を変換して出力する有段変速機と、副駆動輪に駆動力を作用させ、又は有段変速機を介することなく主駆動輪に駆動力を作用させるように設けられたアシストモータと、このアシストモータが出力する駆動力を制御するモータ制御装置と、を有し、有段変速機は、低速側への変速時には伝達する駆動力が途切れるが、高速側への変速時には実質的に駆動力が途切れないシームレスシフト式のトランスミッションであり、モータ制御装置は、有段変速機による低速側への変速時において、アシストモータに駆動力を発生させ、変速時における駆動力の途切れを補完することを特徴としている。

特許7170966 | 知財ポータル「IP Force」

 
この発明(特許)と類似するものはこれまでも出願・取得されていますよね。説明図では、直列4気筒ぽいエンジンも書かれています。こういう少ない条件でロードスターのような車両を想定していると見てしまってはだめなのでしょうけど、インホイールモーターを採用したらオープンカーと言えども「マツダ ロードスター」と認めないユーザーも居そう…。

マツダ
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