マツダは、レンジエクステンダーユニットを車両後方に配置する場合の車両構造についての特許を取得しています。
マツダ、レンジエクステンダーEVの構造に関する特許を取得
特許7155535電気駆動車両構造およびその組立方法
この発明は、車室後方にレンジエクステンダユニットが配置され、車室下部にバッテリケースが配置され、車室前方のモータルーム内に駆動用モータと、上記レンジエクステンダユニット用の熱交換器とが配置された電気駆動車両構造およびその組立方法に関する。
- 課題
この発明は、冷却水配管の組立性の容易化と、当該冷却水配管の長さ短縮とを図ることができる電気駆動車両構造およびその組立方法の提供を目的とする。 - 解決手段
この発明による電気駆動車両構造は、車室後方にレンジエクステンダユニットが配置され、車室下部にバッテリケースが配置され、車室前方のモータルーム内に駆動用モータと、上記レンジエクステンダユニット用の熱交換器とが配置された電気駆動車両構造であって、上記熱交換器と上記レンジエクステンダユニットとを連結する冷却水配管が、車両前後方向に延在されると共に、該冷却水配管は上記バッテリケース上面に支持された後半部と、上記モータルーム内に位置する前半部とに分割されており、上記車室と上記モータルームとを前後方向に仕切るダッシュパネルの位置に、上記冷却水配管の上記前半部と上記後半部との接続部が設けられ、上記接続部は、上記バッテリケース上面のダッシュパネル近傍位置に立設されたブラケットと、当該ブラケットに支持され、後側に上記冷却水配管の後半部の前端部が、前側に上記冷却水配管の前半部の後端部が、それぞれ嵌められる管部とからなるものである。
特許7155535 | 知財ポータル「IP Force」(電気駆動車両構造およびその組立方法)
関連特許
- 特許7155536 電気駆動車両構造
この発明は、冷却水配管を、バッテリケースを迂回することなく車両前後方向に配索して、その配管長さの最小化を図ることができる電気駆動車両構造の提供を目的とする。
この発明が想定しているのは、MX-30よりも小さいセグメントでしょうか。MX-30は、フロントのモータールームにレンジエクステンダーユニット(ロータリーエンジン)を載せてしまいますからね。
そう言えば、モータールームに隙間なく電気ユニットやモーターが配された発明(特許)も取得しています。これは、どんなサイズなのでしょう。
コメント
mazda2がEVベースの骨格になって、それプラスにスカイXとG、そしてDを搭載して出てくると勝手に確信しています。