マツダのリモートキーはハッキングに対する脆弱性がある

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以前も海外のテストでマツダのリモートキーは、リレーアタックに対して脆弱性があるとの指摘を受けていましたが、別のテストでも脆弱性を指摘されました。

マツダのリモートキーはハッキングに弱い

ITmedia NEWSの記事によると、マツダのリモートキーは、まるでスペアキーのように働くハッキングデバイスによる攻撃の影響を受けてしまうそうです。

ただし、この攻撃は全ての車種に対応するわけではなく、研究者が行ったテストによると、マツダ、ホンダ、日産、韓国の起亜とHyundaiが脆弱(ぜいじゃく)であると判明した。一方、トヨタには効かなかった。下記の表によると、20台中14台(70%)で成功している。

テストの対象となっている車両の詳細は不明ですが、2018年から2020年に生産されたモデルなので、比較的新しくて、このハッキングデバイス(ハッキング方法)の影響を引き続き受けるという状況です。

 
車のキーフォブを1回ハッキングすると、“いつでも何度でも”ロック解除できる技術 70%以上の車両で成功:Innovative Tech – ITmedia NEWS

 
リモートキーとセキュリティに関しては、以前もイギリスの自動車保険会社の研究センターが調査して、マツダのリモートキーは、リレーアタックに不合格でした。

マツダ、セキュリティ評価でリレーアタック不合格
イギリスの自動車保険会社の研究センターによると、マツダのリレーアタック評価は不合格でした。

先の記事では、トヨタのリモートキーはハッキング攻撃を回避しています。マツダ他、今回攻撃を避けることができなかったメーカーは、ぜひ、トヨタを見習って脆弱性に対する対策をとって欲しいものです。