[特許]マツダ、インホイールモーターの構造で特許を取得

マツダは、高出力化と信頼性向上とを両立できるインホイールモーターに使用する導電動機の構造に関する特許を取得しています。

マツダ、インホイールモーターの構造で特許を取得

特許7064702 誘導電動機

本発明は、誘導電動機に関し、特にロータとステータとの間に磁気伝導球体を介装した誘導電動機に関する。

  • 課題
    誘導電動機は、ロータとステータ間の磁束密度が大きい程、換言すれば、磁気抵抗が小さい程、高い出力トルクを発生することができる。それ故、特許文献1の誘導モータのように、ロータとステータとの間の離隔距離、所謂エアギャップを小さくすることにより、誘導電動機の高出力化が可能である。しかし、エアギャップの最小化は、高い加工精度が要求される上、作動時、ステータ温度の急激な上昇に伴う熱膨張に起因した回転抵抗増加や部材間干渉による損傷等が懸念される。
  • 解決手段
    請求項1の誘導電動機は、中心部で回転するロータと、このロータの外周を所定間隙を介して囲繞すると共にコイルが巻回されたステータとを備えた誘導電動機において、前記ロータの外周面に内径方向に凹入して周方向に一周する凹条部が軸方向に離散して複数条設けられ、前記ステータの内周面であって前記ロータの複数の凹条部に軸方向に合致する位置に、外径方向に凹入した複数の凹部が周方向に離散して設けられ、前記ステータの複数の凹部に磁気伝導体からなる磁気伝導球体が夫々保持され、前記ロータの回転時、前記複数の凹条部が、前記ステータの複数の凹部に保持された磁気伝導球体に回転接触することを特徴としている。
  • 本発明の誘導電動機によれば、ロータとステータ間のエアギャップに磁気伝導球体を介装することにより、高出力化と信頼性向上とを両立することができる。

マツダ、インホイールモーターの構造で特許を取得

マツダ、インホイールモーターの構造で特許を取得

マツダ、インホイールモーターの構造で特許を取得

発明を実施するための形態

実施例の内容も興味深いです。

本実施例の車両は、誘導電動機であるインホイールモータ(以下、IWMという)2が搭載されたハイブリッド自動車である。
まず、IWM2の説明の前に、本実施例の車両の前提技術について説明する。この車両は、車体前部に内燃機関であるエンジン(図示略)が搭載され、主駆動輪である左右1対の後輪(図示略)を駆動するFR(Front engine Rear drive)車である。

主駆動輪の後輪は、エンジンの代わりに主駆動モータ(図示略)によっても駆動され、副駆動輪である左右1対の前輪1(図1~図3参照)は、副駆動モータであるIWM2によってアシスト的に所定の運転領域にて駆動されている。

特許7064702 | 知財ポータル「IP Force」

マツダは、インホイールモータ駆動装置とそれに使える誘導電動機の特許を出願しています。

フォローしませんか?