マツダは、2022年3月期の決算を発表。通期では出荷台数は見込みより増え、為替の影響もあったことから純利益は816億円の黒字としています。
マツダ、2022年3月期決算。通期は黒字816億円
いつものように経済の話は、経済メディアに任せます。
マツダは11日、2022年3月期の連結最終損益が816億円の黒字(前の期は316億円の赤字)になったと発表した。主力の米国の販売好調が利益を押し上げたほか、為替の円安で営業外の為替差益が膨らみ、従来予想を266億円上回った。業績の改善を受け期末配当も従来予想の15円から20円に引き上げた。
今期は前期比+9万8千台の販売を計画
コロナ禍や半導体不足などの影響が残るものの、2023年3月期のグローバルでの販売台数を今期比8%増の134万9千台を計画しています。しかも、その大部分が日本と北米で占めています。
北米での阪大台数増加は、CX-50が奮闘するものだと思いますが、日本ではCX-60ですか?
北米へのラージ商品群投入はCX-90から
中国新聞の記事でも触れられていたので、既知と言えば既知ですが、マツダからも北米には、まずCX-90から投入するようです。ただ、2022年度中に生産を開始としているのが気になりますね。販売は来年度になることもあるのでしょうかね?
主要市場でシェアを落としたのは日本と中国
通期で見ると、やや改善しているとは言え、主要市場でシェアを落としたのは日本と中国だけでした。それなのに、2023年3月期では日本で+4万2千台、1ヶ月あたり3,500台をさらに上乗せする計画なんですよね。案外MX-30 PHEV(またはR-HEV)が、販売台数増に貢献するかもしれませんね!
コメント
中国では競争激化のSUVと放置されたMAZDA6が、国内ではBセグモデルチェンジの遅れで影響が出てるのでしょうね
特に国内はいくらは走りに優位性のあるMAZDAとはいえ走り以外の面で一世代の差を埋めるのは容易ではないですし、内外装の変更もマイナーチェンジでは限界がありますし
ハイブリッドが全てとは全く思いませんが、競争力を考えるとやはりBセグにシリーズハイブリッド導入(CセグにMX-30以外にもPHEVを)くらいしないと厳しいように思いますね
ロングドライブはディーゼルが圧倒的に優位でも、Bセグの主戦場はやはり街乗りですし