[特許]マツダ、駆動輪の空転などを抑制するシステムに関する特許を出願

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マツダは、悪路走行時などに駆動輪の空転や車両の急激な挙動などを抑制する車両の制御システムについての特許を出願しています。

マツダ、駆動輪の空転などを抑制するシステムに関する特許を出願

特開2022-65288 車両の制御システム

本発明は、駆動輪を駆動するための動力を供給するエンジンを有する車両の制御システムに関する。

  • 課題
    悪路を走行する状況において、運転者によるアクセルペダルの過剰な踏み込みを防止し、駆動輪の空転を抑制する。
  • 解決手段
    車両の制御システムとしてのコントローラ22は、加速度センサSN2により検出された加速度に基づき、車両の前後方向に沿った路面勾配を取得し、エンジン2のアイドル回転数を決定し、アイドリング時にエンジン2の回転数がアイドル回転数となるようにエンジン2を制御する。路面勾配が車両1の進行方向に向かって所定値より大きい上り勾配であり、且つ、走行モード選択スイッチSN1によりオフロードモードが選択されている場合には、通常モードが選択されている場合又は路面勾配が所定値以下の場合よりもアイドル回転数を高くする。

マツダ 駆動輪 抑制 特許 出願

 
特開2022-65288 | 知財ポータル「IP Force」(車両の制御システム)

特開2022-65289 車両の制御システム

本発明は、駆動輪を駆動するための動力を供給するエンジンを有する車両の制御システムに関する。

  • 課題
    悪路を走行する状況において、運転者によるアクセルペダルの過剰な踏み込みを防止し、駆動輪の空転を抑制する。
  • 解決手段
    車両の制御システムとしてのコントローラ12は、加速度センサSN2により検出された加速度に基づき、車両の車幅方向に沿った路面勾配を取得し、エンジン2のアイドル回転数を決定し、アイドリング時にエンジン2の回転数がアイドル回転数となるようにエンジン2を制御する。路面勾配が所定値より大きく、且つ、走行モード選択スイッチSN1によりオフロードモードが選択されている場合には、通常モードが選択されている場合又は路面勾配が所定値以下の場合よりもアイドル回転数を高くする。

マツダ 駆動輪 抑制 特許 出願

 
特開2022-65289 | 知財ポータル「IP Force」(車両の制御システム)

特開2022-65290 車両の制御システム

本発明は、駆動輪を駆動するための動力を供給するエンジンを有する車両の制御システムに関する。

  • 課題
    悪路を走行する状況において、運転者によるアクセルペダルの過剰な踏み込みを防止して駆動輪の空転を抑制すると共に、アクセルペダルの急激な操作に応じた車両の急激な挙動を抑制する。
  • 解決手段
    車両の制御システムとしてのコントローラ14は、エンジン2のアイドル回転数を決定し、アイドリング時にエンジン2の回転数がアイドル回転数となるようにエンジン2を制御し、ロックアップクラッチ4bを、締結状態と解放状態とを含む複数の状態の間で切換可能に制御する。コントローラ14は、走行モード選択スイッチSN1によりオフロードモードが選択されている場合には、通常モードが選択されている場合よりもアイドル回転数を高くし、ロックアップクラッチが締結状態になることを禁止する。

マツダ 駆動輪 抑制 特許 出願

 
特開2022-65290 | 知財ポータル「IP Force」(
車両の制御システム)

特開2022-65291 車両の制御システム

本発明は、駆動輪を駆動するための動力を供給するエンジンを有する車両の制御システムに関する。

  • 課題
    下り勾配の悪路を走行する状況において、運転者によるアクセルペダルの過剰な踏み込みがあっても車両の急な加速を抑制する。
  • 解決手段
    車両の制御システムとしてのコントローラ22は、加速度センサSN2により検出された加速度に基づき、車両の前後方向に沿った路面勾配を取得し、エンジン2のアイドル回転数を決定し、アイドリング時にエンジン2の回転数がアイドル回転数となるようにエンジン2を制御する。路面勾配が車両1の進行方向に向かって所定値より大きい下り勾配であり、且つ、走行モード選択スイッチSN1によりオフロードモードが選択されている場合には、通常モードが選択されている場合、又は、路面勾配が上り勾配若しくは所定値以下の下り勾配の場合よりもアイドル回転数を低くする。

マツダ 駆動輪 抑制 特許 出願

 
特開2022-65291 | 知財ポータル「IP Force」(車両の制御システム)

 
どの特許の概略構成図もFFの二輪駆動もしくは、オンデマンド式の四輪駆動を想定して書かれていますが、FRの二輪駆動や四輪駆動でも適用が可能であると説明されています。

こうして、どんどんドライバーが気にすべきことが少なくなってきますね。今でもライトやワイパーのオンオフは自動ですし、MRCC(ACC)が装着されていれば、速度調整も自動ですもんね。

マツダ
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