マツダは、CX-3の生産を現在の防府工場からタイとメキシコの各工場に移管するそうです。国内向けは逆輸入となります。
マツダ、CX-3の生産を海外工場に移管、国内向けは逆輸入に
マツダが小型スポーツタイプ多目的車(SUV)CX―3の国内生産をやめ、タイ、メキシコ両工場へ移管することが15日、分かった。国内での販売は続け、タイ工場から送る。マツダの量産車の逆輸入は初めて。国内では比較的大型で高収益を見込む「ラージ商品群」を造り、生産量を維持する。
生産の海外移管について、以下のようにと説明しています。
「各拠点の生産量の最適化などを検討した結果。国内生産は一定の水準を維持する」
さらに記事では、
- 防府工場での生産を6月に終える。国内向けの生産はタイ工場で4月に開始する
- メキシコ工場での生産は年内に始める
- 移管準備に伴って一部の特別仕様車の受注を止めているが、17日に再開する
- 米国と欧州でCX-3の販売を2021年モデルを最後に終える方針
と書かれています。
国内向けの逆輸入では、マツダ教習車に続く2車種目ですね。よほどラージ商品群の生産に手間がかかるのか、それともそんなに多くのラージ商品群を生産する見込みであるのか…。
メキシコ工場で作った分は、カナダとメキシコ向けと言うことですよね。

マツダ、CX-3 Super Edgyの受注を一時停止
マツダは、CX-3の特別仕様車「Super Edgy」の注文受付を一時停止すると、オフィシャルウェブサイトで案内しています。

2021年にタイでもっとも売上が伸びたマツダ車はCX-3
バンコクポストによると、2021年のタイで売れたマツダ車は、前年比9.8%減の35,385台でした。そして、もっとも売上が伸びたのはCX-3でした。

マツダCX-3、ヨーロッパ向での販売を2021年末で終了?
スペインのメディアによると、マツダは、2021年末でヨーロッパ向けのCX-3の生産を停止し、販売を終了するようです。

マツダ、ラージ商品群の生産準備完了!防府第2工場改修終了
マツダは、ラージ商品群を生産するために改修していた防府第2工場の作業が完了し、報道陣に生産ラインを公開しています。

マツダ、防府第2工場の生産ラインをラージ商品群や電動車の量産に対応
マツダは、8月から9月に防府第2工場の操業を止め、生産ラインをラージ商品群や電動車の量産に対応させる改造工事をするとのことです。

北米マツダ、Mazda6とCX-3を2022年型もってラインナップから除外
北米マツダは、Mazda6とCX-3を2022年型もってラインナップから除外し、2022年型は販売しないとアナウンスしています。マツダカナダは、Mazda6のみディスコンをアナウンスしています。
コメント
そこまでしてまで、収益を上げる為にラージ群に注力しないといけないのか?ん〜っ!となるとmazda2まで海外へ生産を移管するつもりなのか?そうであれば大変遺憾である。何か間違った選択をしている気がしてきました!この先、また経営が転ばなけれ良いのですが、それにしてもCXー3の生産(移管)遺憾は納得出来ない思いでいっぱいです。