マツダは、2ローターのロータリーエンジンの小型化や構造に関する特許を出願しています。
マツダ、2ローターのロータリーエンジンに関する特許を出願
特開2022-012442 ロータリエンジン
- 課題
ウォータポンプ及びオイルポンプをロータハウジング近傍に配置してロータリエンジンをコンパクトに構成する。 - 解決手段
ロータリエンジンは、ロータ4と、ロータハウジング7と、エキセントリックシャフト6と、ロータハウジング7における短軸Z方向一方側に配置される吸気通路13及び排気通路14とを備えると共に、エキセントリックシャフト6によって駆動されるウォータポンプ及びオイルポンプ40を備える。ウォータポンプ及びオイルポンプ40は、ロータハウジング7における短軸Z方向他方側に各ポンプシャフト46がエキセントリックシャフト6の軸方向に沿って延びるように配置される。
特開2022-012443 ロータリエンジン
- 課題
エキセントリックシャフトによって燃料ポンプ及びウォータポンプが駆動されるロータリエンジンにおいて、燃料ポンプ及びウォータポンプの駆動ロスを抑制する。 - 解決手段
ロータリエンジンにおいて、エキセントリックシャフト6のエキセントリックスプロケット6aと燃料ポンプシャフト26の第1燃料ポンプスプロケット26aとに第1チェーン51が巻き掛けられ、燃料ポンプシャフト26の第2燃料ポンプスプロケット26bとウォータポンプシャフト36のウォータポンプスプロケット36aとに第2チェーン52が巻き掛けられる。
MX-30のエンジンルームに入りそうな雰囲気がありますね。もしかしたら、この形のロータリーエンジンがe-SKYACTIV R-HEVの主力となるかもしれないですね。

[商標]マツダ、ロータリーハイブリッドを示唆する商標などを出願
マツダは、「e-SKYACTIV R-HEV」などロータリーエンジンを発電機に使用するハイブリッドを示唆する商標などを出願しています。ロータリーエンジン復活の準備が着々と進んでいますね。
コメント
MX-30に搭載する場合は駆動軸が横向きになるはずですが、これは縦置きになっています。よってFRベースの車両ということになります。
RX-9に2ローターの仕様を追加するのか、マツダ6などラージプラットフォームに2ローターを搭載するのかのどちらかと思われます。
ロータリーがどの様な形であれ、復活するのはマツダにとっても、ファンにとっても待ちわびた恋人と再会するようなワクワク感でいっぱいです。ところでCXー60、いまさらな事ですがCXー60がスクープされた動画と同時にボディカバーで覆われた2台の車がありました。そばに立っていた人を目安にすると、前側に止まっていたのはmazda2クラスと思われるコンパクトカーで、その後ろに止まっていたのがCXー8より大きく見えた感じがあり、これがCXー80なのかと思いましたが、いかがでしょうか?それにしてもコンパクトな方は何なのでしょう?次期mazda2?もしくは新型CXー20?なのでしょうか!