[特許]マツダ、3ローターハイブリッドスポーツカーの特許を出願

マツダは、スポーツカーを想定した3ローターのロータリーエンジンを搭載するハイブリッド車に関する特許を出願しています。

マツダ、3ローターハイブリッドスポーツカーの特許を出願

特開2022-012141 車両

本発明は、車両に関し、特にエンジンとモータとを有する駆動ユニットに関する。

  • 課題
    エンジンとモータとを有する駆動ユニットの小型化により車両運動性能の向上を図ることができる車両を提供する。
  • 解決手段
    モータ14の冷却経路において、経路LN21と経路LN11との間にはオイルコントロールバルブ45、経路LN11と経路LN31との間には熱交換器42、経路LN12と経路LN32との間には熱交換器43がそれぞれ設けられている。モータ駆動モードにおいて、バルブ制御部52は、エンジン温度Tが第1閾値TTH1未満ではバルブ45を経路LN11側に、エンジン温度Tが第1閾値TTH1以上ではバルブ45を経路LN12側に切り替える。熱交換器42では、モータ冷却オイルとエンジンオイルとの間で熱交換がなされ、熱交換器43では、モータ冷却オイルとエンジンの冷却水との間で熱交換がなされる。
  • 実施形態
    車両1においては、前輪22,23のそれぞれに対して、モータ24,25が接続されている。詳細な図示を省略しているが、モータ24,25は、所謂、インホイールモータである。モータ24,25は、車両1の発進時に動力を発生して前輪22,23に伝えるアシストモータとして機能する。また、モータ24,25は、車両1の減速時に発電する回生ブレーキとしても機能する。そして、車両1の減速時にモータ24,25で発生した電力は、キャパシタ28等に充電される。

    なお、車両1では、エンジン駆動モードで駆動の際にはモータ14は駆動力を発生させず、モータ駆動モードで駆動の際にはエンジン11〜13は駆動力を発生させないように構成している。

    図3および図4に示すように、駆動ユニット10が有するエンジン11〜13は、一例としてロータリーピストンを有するロータリーエンジンである。車両1において、エンジン11〜13としてロータリーエンジンを採用することにより、駆動ユニット10の小型化を図るのに優位である。

    上記実施形態に係る車両1では、エンジン11〜13をロータリーエンジンとしたが、本発明は、レシプロエンジンを採用することもできる。ただし、ロータリーエンジンを採用する上記実施形態に係る車両1では、駆動ユニット10をよりコンパクトにすることができ、より高い車両運動性能を実現するのに優位である。

  • 図1
    マツダ、3ローターハイブリッドスポーツカーの特許を出願
  • 図2
    マツダ、3ローターハイブリッドスポーツカーの特許を出願
  • 図3
    マツダ、3ローターハイブリッドスポーツカーの特許を出願
  • 図4
    マツダ、3ローターハイブリッドスポーツカーの特許を出願
  • 図5
    マツダ、3ローターハイブリッドスポーツカーの特許を出願
  • 図6
  • 図7
  • 図8
  • 図9
  • 図10
  • 図11


特開2022-012141

特開2022-012142 車両

  • 課題
    エンジンおよびモータを有する駆動ユニットの小型化を図ることで車両運動性能が高い車両を提供する。
  • 解決手段
    駆動ユニット10は、前後方向に隣接するエンジン11〜13とモータ14を有する。エンジン11〜13には、冷却用のエンジンオイル経路と冷却水経路とが設けられている。モータ14には、冷却用のモータ冷却オイル経路が設けられている。エンジンオイルとモータ冷却オイルとが熱交換する熱交換器42と、冷却水とモータ冷却オイルとが熱交換する熱交換器43と、を備える。モータ14における上下・左右方向のサイズD2は、エンジン11〜13の上下・左右方向のサイズD1よりも小さい。熱交換器43は、モータ14の側周部の上部に取り付けられ、熱交換器42は、モータ14の側周部の下部に取り付けられている。

  • 図5


特開2022-012142

特開2022-012143 車両

  • 課題
    エンジンおよびモータを有する駆動ユニットの小型化を図ることで車両運動性能が高い車両を提供する。
  • 解決手段
    車両走行用の駆動ユニットは、エンジンとモータ14とを有する。モータ14は、エンジンの後方に隣接配置されている。モータ14のハウジング14a,14b内には、オイルコントロールバルブ45,46の一部と、モータ冷却オイルが流れるモータ冷却オイル経路LN11〜LN12,LN21〜LN22,LN31〜LN35とが設けられている。モータ冷却オイル経路LN11,LN31を流れるモータ冷却オイルは、熱交換器42でエンジンオイルと熱交換する。モータ冷却オイル経路LN12,LN32を流れるモータ冷却オイルは、熱交換器43でエンジンの冷却用の冷却水と熱交換する。

  • 図8


特開2022-012143

関連特許:

  • 特開2022-012125 車両
    エンジンおよびモータを有する駆動ユニットの振動が小さく抑えられ、高い車両運動性能を備える車両を提供する。
  • 特開2022-012126 車両
    エンジンおよびモータを有する駆動ユニットの小型化を図ることができる車両を提供する。
  • 特開2022-012127 車両
    エンジンとモータとのユニット化を図りながら、製造コストの上昇を抑制しつつインバータの故障を抑制することができる車両を提供する。
  • 特開2022-012128 車両
    エンジンおよびモータを有する駆動ユニットを備えながら、駆動ユニットからインバータへの振動の伝達を抑制し、且つ、モータとインバータの冷却性能を確保することができる車両を提供する。


今年になってすぐに海外で公開され話題になった特許が、ようやく日本でも公開されました。インホイールモーターを前輪に使うなど十分「今風」です。確かにこういうのを見せられると興奮しますよね!

マツダは、ロータリーエンジンで直接後輪を駆動できるハイブリッド車の特許を出願しています。インホイールモーターで前輪を駆動するAWDスポーツカーを想定しているようです。

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コメント

  1. ヒーユンジ より:

    この技術を搭載したロータリーの燃費が悪いから、まだ伸ばせるように努力しているというのでしょうか?しかも3ローターで!てっきり2ローターで開発しているものと思ってました。ユーノスコスモの様に2ローターと3ローターの二刀流となるのでしょうか、RXー9って!