マツダは、オフィシャルウェブサイトの「よくあるお問合せFAQ」にMAZDA CO-PILOT CONCEPT(マツダ・コ・パイロット・コンセプト)は、「ドライバー異常時対応システムの発展形」であると説明しています。
マツダ・コ・パイロット・コンセプトは「ドライバー異常時対応システムの発展形」
マツダ・コ・パイロット・コンセプトに関するFAQは全部で3つです。
A:国土交通省のガイドラインにおいては「ドライバー異常時対応システムの発展形」に相当するため、緊急停車装置の一種として定義されており、自動運転のレベル定義に該当するものではありません。マツダでは高度な運転支援の一形態と認識しています。
自動運転レベルでいうとどのレベルですか?【MAZDA CO-PILOT CONCEPT】 | 【MAZDA】よくあるお問合せFAQ
A:運転を通じて人の心と身体を元気にすることを前提に、あくまで人間中心の高度運転支援技術を追求していきたいと考えます。ドライバーが元気に運転できている時には、人間の認知、判断、操作能力を発揮して、運転を楽しんでいただく。その裏で、システムが人の状態をモニターし見守っています。万が一のときに、運転支援や緊急退避などの制御介入ができるように準備を行います。そして、人間がミスをしたり、運転中に意識を失くしたりという事態が発生した際には、直ちに、システムがドライバーに代わって、クルマを止めて安全を確保します。これが、我々が考える、システムを副操縦士のような存在と捉えた、MAZDA CO-PILOT CONCEPTです。
マツダの考え方を教えてください。【MAZDA CO-PILOT CONCEPT】 | 【MAZDA】よくあるお問合せFAQ
A:i-ACTIVSENSEは、疲れにくくドライバーの運転をサポートする運転支援技術や、クルマがセンサーで危険を察知し、ドライバーに警告を発することで認知・判断をサポートし、事故を未然に防止するマツダの先進安全技術の総称です。MAZDA CO-PILOT CONCEPTは、人の状態を見守りながら、人の状態によるリスクを低減し安心と安全を確保する考え方です。これまでの運転支援(ADAS)は、車両の状態と交通環境の関係で衝突リスクが高まると回避するよう対処することが基本でした。MAZDA CO-PILOTは、運転の主体であるドライバーの状態がリスクに近づく要因だと考え、リスクに近づかないように支援し、万が一に運転不能になった場合にも最後まで引き受けるクルマの機能を具体化したもので、「i-ACTIVSENSE」に新しいブロックを積み重ね、安全安心をさらに進化させたものと考えています。
これまでの「i-ACTIVSENSE」との違いはなんですか?【MAZDA CO-PILOT CONC | 【MAZDA】よくあるお問合せFAQ
この、3つ目の質問があるのが、実は今回のミソかもしれないです。自分からしたら、i-ACTIVSENSEもCO-PILOT CONCEPTもシステムが運転に介入してきて、安全を確保することに自体に大きな違いがないように思います。
マツダも『「i-ACTIVSENSE」に新しいブロックを積み重ね、安全安心をさらに進化させたもの』と言っているので、CO-PILOT CONCEPTとしてリブランドしてしまっても良いのでは?と以前から思っています。
